GRANBEAT DP-CMX1のバッテリー交換ご依頼を頂きました。
郵送修理ポストリペアではONKYOの端末も修理対応可能です。
本体の状態を確認してみると…
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2023年09月21日
画面と本体フレームの間に5mmほど隙間が出来ています。
これは膨張したバッテリーが内側から画面を押し上げることで起こる現象です。
バッテリー膨張は徐々にひどくなっていきます。
画面が割れてしまったり不具合が発生する前にぜひ当店へご相談ください!
それでは今回はGRANBEAT DP-CMX1のバッテリー交換風景をご紹介いたします。
GRANBEAT DP-CMX1バッテリー交換修理
【使用する工具】
ヒートガン
ピック
ヘラ
ピンセット
はんだ小手
はんだ
粘着テープ
トルクスネジドライバー
プラスネジドライバー
絶縁テープ
フラックス
フラックス洗浄液
①画面パーツを取り出す
まずは画面パーツを開きます。
画面は本体フレームに強力に接着されているので、
ヒートガンとピックを使って慎重に粘着テープを切ります。
粘着テープを切ることで…
このように画面パーツを開くことが出来ます。
画面パーツはケーブル2本で基板に接続されています。
画面パーツケーブルの根元には絶縁テープが貼ってあります。
絶縁テープを剥がすとコネクタがむき出しになりました。
ピンセットを使って…
ケーブルを2本とも引き抜きます。
これで画面パーツを取り出すことが出来ました。
②基板を取り出す
GRANBEAT DP-CMX1は基板の下にバッテリーが収まっています。
なので基板を取り出す必要があります。
基板は…
トルクスネジとプラスネジで本体フレームに固定されています。
トルクスネジは六角のような特殊な形です。
専用のドライバーを使って全てのネジを外します。
ネジを外すと…
この通り基板を取り出します。
メイン基板だけでなくサブ基板も取り出します。
③バッテリーを取り出す
次にバッテリーを取り出す作業です。
今回のようにバッテリーが膨張していると取り出すのが危険です。
強引に取り出すのではなく…
バッテリー固定シールを慎重に引っ張ります。
シールを綺麗に引っ張ることで…
バッテリーを安全に取り出すことが出来ました。
④バッテリー基板を移植する
ここからが大変な作業です。
GRANBEAT DP-CMX1は基板が付いているバッテリーが出回っていません。
なので…
赤丸部分のバッテリー基板を新品のバッテリーへ移植する必要があります。
テープを剥がして…
基板をむき出しにします。
基板を損傷させないように絶縁テープで保護しながらはんだを使って…
新品のバッテリーへと基板を移植します。
綺麗に入れ替えることが出来ました。
⑤本体を組み上げる
それでは本体を組み上げます。
バッテリーを本体フレームにセットして…
基板を元通りの位置にセットします。
ケーブル類を全て接続したら…
画面パーツコネクタを接続します。
そして最後に…
バッテリーコネクタを接続します。
全てのコネクタを接続出来たら電源ボタンを長押しします。
すると…
この通り無事起動しました。
充電も問題ありませんでした。
画面と本体フレームを接着したら…
これでGRANBEAT DP-CMX1のバッテリー交換修理完了です!
郵送修理ポストリペアならONKYO製の端末の修理も幅広く対応しております。
バッテリー劣化や充電口故障など、お困りならぜひポストリペアへご連絡くださいませ!
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