WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2024年04月12日
Xperia 5 IIIの電源ボタンを押した感触がなく反応しない、
ということで修理ご依頼を頂きました。
Xperia 5 III 型番一覧
docomo → SO-53B
au → SOG05
Softbank → A103SO
国内版SIMフリー → XQ-BQ42
実際にお送り頂いたXperia 5 IIIの動作確認を行ってみると、
電源ボタンを押し込んでもカチッという感触がありません。
Xperia 5 IIIに限らずよくある故障です。
それでは早速分解を開始します！
ヒートガンやピックを使って…
背面パネルを剥がします。
Xperia 5 IIIの電源ボタンを取り出すには、
基板やバッテリーを取り出す必要があります。
基板を覆っているプレートを取り出して…
パーツを取り出します。
これで基板上のネジやコネクタにアクセスできます。
Xperia 5 IIIの基板にはコネクタやネジやアンテナなど、
様々なパーツが接続されています。
全てパーツを外してSIMトレイも外して…
基板を取り出すことが出来ました。
次はバッテリーです。
Xperia 5 IIIのバッテリーは、
バッテリー固定シールが4箇所も付いています。
強引にバッテリーを取り出そうとすると、
画面パーツが破損する恐れがあるので要注意です。
ヘラを使ってバッテリー固定シールを剥がして…
バッテリーを取り出します。
これで電源ボタンケーブルを固定したネジにアクセスできます。
電源ボタンケーブルを固定したネジを外したら…
この通り故障した電源ボタンケーブルを取り出すことが出来ました。
Xperia 5 IIIは電源ボタンケーブルと、
メイン基板を接続するケーブルが分かれています。
指紋認証機能が付いたケーブルを交換したら、
取り出したパーツを全て組み上げます。
ケーブル類を接続してネジを留めて組み上げ完了です！
これでXperia 5 IIIの電源ボタン修理が完了しました！
電源のオンオフだけでなく、
画面のスリープやスリープ解除なども問題なく出来ます。
Xperia 5 IIIの構造は非常に複雑です。
そう簡単な作業ではございませんので、
ぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ！
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