Xperia 10 IVの操作が出来ないと修理のご相談を頂きました。
郵送修理ポストリペアならXperia 10 IV(SO-52C/SOG07/A202SO/XQ-CC44)も修理対応可能です!
実際の状態がこちらです。
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2023年03月26日
Xperia 10 IVの操作が出来ないと修理のご相談を頂きました。
郵送修理ポストリペアならXperia 10 IV(SO-52C/SOG07/A202SO/XQ-CC44)も修理対応可能です!
実際の状態がこちらです。
電源ボタンを押したら本体は振動するものの、画面には一切何も映りません。
充電器を挿すとランプは点灯するものの、それ以外の反応はありません。
Xperia 10 IVは有機ELを採用しているのですが、有機ELは度々このような表示異常が起こります。
ただ壊れてしまった画面パーツさえ交換すれば、データを消すことなく元通りお使い頂くことが出来ます!
そこで今回はXperia 10 IVの画面交換風景をご紹介いたします!
【使用する工具】
クラフトナイフ(平刃)
ピック
プラスネジドライバー
ヘラ(プラスチック製)
ヒートガン(設定温度250度)
粘着テープ
①背面パネルを剥がす
Xperia 10 IVは背面パネルから分解する機種です。
背面パネルは本体フレームに強力に接着されてます。
クラフトナイフを挿して隙間を作り…
ピックを挟みます。
後はヒートガンで軽く熱を加えながらゆっくりピックをスライドさせます。
粘着が剥がれると…
背面パネルを持ち上げることが出来ます。
粘着テープを全て剥がすことで…
背面パネルを取り出すことが出来ました。
②バッテリーコネクタを抜く
背面パネルを剥がせたら次にバッテリーコネクタを抜く作業です。
Xperia 10 IVのバッテリーコネクタは本体上部の基板に接続されています。
基板はプラスチック製カバーで覆われているので…
カバーを固定しているネジを外します。
ネジを全て外すと…
この通り取り出すことが出来ます。
Xperia 10 IVのバッテリーコネクタは…
この赤丸部分です。
プラスチック製のヘラを使って…
コネクタを外します。
これで通電しないので、作業中に基板やパーツがショートすることはありません。
③新品の画面で動作確認を行う
Xperia 10 IVは本体下部に画面パーツコネクタが接続されています。
本体下部も上部と同じようにプラスチック製のカバーで覆われています。
カバーを固定したネジを外したら…
取り出すことが出来ます。
赤丸部分がXperia 10 IVの画面パーツコネクタです。
こちらもプラスチック製のヘラを使って…
このように外します。
故障してしまった画面パーツのコネクタを外したら…
新品の画面パーツコネクタの位置を合わせて…
しっかりと接続します。
コネクタ接続の際にズレた箇所で押し付けると表示異常やタッチ操作異常が起こります。
コネクタを接続する作業は注意が必要です。
画面パーツコネクタを接続したら…
次にバッテリーコネクタです。
こちらも位置を合わせて…
しっかりと接続します。
画面パーツとバッテリーのコネクタを接続出来たら電源ボタンを長押しして起動させます。
新品の画面パーツならこの通り問題なく表示されました!
ホーム画面まで進んだら…
タッチ操作にも異常が無いか確認します。
問題なければ…
電源ボタンを長押しして「電源を切る」をタップします。
完全にシャットダウンされるのを待ってからバッテリーコネクタを抜いて作業再開です。
④画面パーツを取り出す
Xperia 10 IVの画面パーツは非常に強力に本体フレームに背着されています。
そして、無理に画面を剥がそうとすると本体フレームがボロボロになっています。
綺麗に画面パーツを剥がすためにヒートガンを使用します。
画面パーツに温風を当てて粘着を弱めます。
ある程度温まったら…
クラフトナイフを挿して、ピックを挟みます。
後は背面パネルを剥がした際と同じです。
ヒートガンで温めながら粘着を切ります。
粘着を全て切ることで…
この通り、故障してしまった画面パーツを取り出すことが出来ました!
⑤ガラスの破片を除去する
本体フレームを確認してみると…
割れてしまったガラスの破片が残っています。
本体上部も…
同じようにガラスの破片が多数あります。
ガラスが少しでも残っていると、新品の画面パーツを真っすぐ接着することが出来ません。
クラフトナイフを使って…
丁寧にガラスの破片や、元々付いていた粘着テープを除去します。
除去後がこちらです。
本体下部も…
本体上部もこの通り綺麗になりました!
⑥本体を組み上げる
それでは新品の画面パーツを接着して本体を組み上げます。
画面パーツを本体フレームにしっかりと接着出来たら…
画面パーツコネクタを本体側のコネクタへ接続します。
コネクタを接続出来たら…
カバーをセットします。
ネジ穴を確認してズレていなければ…
ネジで固定します。
次に本体上部です。
バッテリーコネクタを接続出来たら、こちらも同じようにカバーをセットします。
ネジ穴を確認して正しい位置にセット出来たら…
ネジ留めします。
これで本体内部の作業は完了です。
背面パネル側の粘着テープも綺麗に除去して…
しっかりと接着します。
背面パネルの接着も出来たら…
Xperia 10 IVの画面交換修理完了です!
ガラス割れも画面表示異常も改善しています!
これでまだまだお使い頂けるようになりました。
今回のように、ガラスが割れて表示異常まで出ているケースは珍しくありません。
画面パーツさえ交換すれば買い替える必要もありません。
故障でお困りの際はぜひ郵送修理ポストリペアへご連絡くださいませ!
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