Xiaomi製格安スマホMi Note 10のバッテリー交換修理のご依頼を頂きました。
バッテリー劣化が進み過ぎて…
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2022年04月30日
この通り背面パネルが浮いています。
バッテリー膨張により押し上げられている状態です。
膨張したバッテリーをそのままに使用していると、発火や破裂の恐れがあります。
早急に交換対応されることをお勧めします。
それでは今回はMi Note 10のバッテリー交換修理をご紹介いたします!
Mi Note 10バッテリー交換
【使用する工具】
ヒートガン(設定温度250度)
ピック
プラスネジドライバー
粘着テープ
ヘラ(プラスチック製)
①背面パネルを剥がす
まずは背面パネルを剥がします。
Mi Note 10の背面パネルはプラスチック製ですが、強引に剥がすと割れてしまう恐れがあります。
ヒートガンを使って背面パネルと本体フレームとの粘着を弱めます。
ある程度粘着が弱まったら…
ピックを挟んで粘着を切ります。
そしてまたヒートガンを使って…
挟んだピックをスライドさせて…という作業を繰り返します。
粘着テープを全て切ることで…
このように背面パネルを剥がせました。
②カバーを取り出す
次に、基板を覆ったプラスチック製のカバーを剥がす作業です。
本体下部のプラスチックカバーを剥がすのですが…
無数のプラスネジで固定されています。
全てのネジを外すことで…
カバーを取り出すことが出来ました。
これでバッテリーコネクタがむき出しになりました。
③バッテリーを取り出す
カバーを取り出したらまずはバッテリーコネクタを外します。
プラスチック製のヘラをバッテリーコネクタに引っ掛けて…
真上に持ち上げます。
これでバッテリーコネクタを外すことが出来ます。
バッテリー上部にはケーブルが通っています。
このままではバッテリーを取り出すことは出来ません。
バッテリー上に通っているケーブルのコネクタにもヘラを引っ掛けて…
持ち上げて外します。
これでバッテリーを取り出すことが出来ます。
Mi Note 10はバッテリーシールが横から飛び出しています。
バッテリーシールを思いっきり引っ張ることで…
この通り、取り出すことが出来ました。
取り出したバッテリーと新品のバッテリーを比較してみると…
1.5倍ほどの厚みにまで膨張してしまっていました。
背面パネルが浮いてしまうのも頷けます。
④本体を組み上げる
劣化したバッテリーを取り出せたら…
新品のバッテリーをセットします。
当店では純正と同じ5260mAhで、PSEマーク付きのバッテリーを採用しています。
バッテリーを正しい位置にセット出来たら…
コネクタの位置を合わせます。
正しい位置でコネクタを押し込むことで…
基板に接続することが出来ます。
ズレた箇所でコネクタを押し込むと基板が損傷します。
コネクタを接続する作業は非常に繊細です。
バッテリーコネクタを接続出来たら…
バッテリー上部のケーブルのコネクタも位置を合わせて…
押し込んで接続します。
この時点で一度動作確認を行います。
電源ボタンを長押しすると…
この通り起動しました。
ホーム画面まで進んで、動作も問題ありません。
ここまで確認したら作業を進めます。
基板を覆っていたカバーをセットして位置を合わせます。
ネジ穴を確認して…
しっかりとネジを留めます。
これで本体内部の作業は完了です。
背面パネルを固定していた粘着テープを綺麗に除去し、新品に貼り替えます。
背面パネルをセットして…
しっかりと接着します。
5mmほど浮いていた背面パネルは…
この通り綺麗にくっついています。
これでMi Note 10のバッテリー交換修理完了です!
バッテリーが膨張してしまったとしても、今回のように交換さえすればまだまだ使えます。
当店ではXiaomi製スマホのバッテリー交換も幅広く対応可能ですので、いつでもご相談くださいませ!
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