Xiaomi 11Tの背面パネルが浮いて隙間が出来ているとご相談を頂きました。
スマホの画面浮きや背面パネル浮きの原因は、ほぼ確実にバッテリー膨張です。
実際にお送り頂いた端末はXiaomi 11Tの背面パネルを確認すると…
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2024年07月14日
Xiaomi 11Tの背面パネルが浮いて隙間が出来ているとご相談を頂きました。
スマホの画面浮きや背面パネル浮きの原因は、ほぼ確実にバッテリー膨張です。
実際にお送り頂いた端末はXiaomi 11Tの背面パネルを確認すると…
この通り隙間が出来てしまっています。
それでは早速分解を開始します。
Xiaomi 11Tは背面パネルから分解します。
背面パネルに温風を当てて、弱まった粘着テープをピックで切ります。
粘着テープを切ることで背面パネルを取り出すことが出来ました。
横からバッテリーを確認してみると…
やはりこの通りパンパンに膨れていました…。
Xiaomi 11Tのバッテリーコネクタはプラスチックパーツで固定されています。
プラスチックパーツのネジを外すことで…
基板上から取り出すことが出来ました。
Xiaomi 11Tのバッテリーコネクタは2箇所あります。
どちらのプラスチック製のヘラを使って…
基板から外します。
これで作業中に基板がショートすることはありません。
バッテリー上に通っているケーブルも外したら、バッテリーを取り出す作業です。
膨張しているバッテリーを取り出すのは危険な作業なので要注意です。
Xiaomi 11Tはバッテリー固定シールを引っ張ることで…
比較的安全に取り出すことが出来ます。
膨張したバッテリーを新品のバッテリーと比べると…
倍近くの厚みがありました。
これは背面パネルが浮いてしまうのも納得です…。
新品のバッテリーを本体フレームに接着したら…
2本のバッテリーコネクタを接続します。
Xiaomi 11Tはどちらかのコネクタが外れてしまったも充電ができません。
奥までしっかりと接続する必要があります。
バッテリーコネクタを接続出来たら…
電源ボタンを長押しして起動確認を行います。
起動出来たら…
充電器を挿して充電確認を行います。
しっかりと充電が溜まっていくことを確認たら本体を組み上げます。
内部のネジ留めなど完了したら背面パネルを接着します。
修理前に浮いていた箇所を確認すると…
この通りぴったりとくっついています。
これでXiaomi 11Tのバッテリー交換修理完了です!
バッテリー膨張=買い替え、というのは実はとても勿体無いです。
郵送修理ポストリペアならお持ちのXiaomi 11Tをまだまだお使い頂ける状態に直せます。
同じようにバッテリー劣化でお困りの際はぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
メーカー名:Xiaomi
機種名:11T
モデル番号:21081111RG
症状:電池パック膨張
交換パーツ:電池パック
修理費用:Xiaomi電池交換修理料金表
修理時間:40分
保証期間:3カ月
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