今回はXiaomi製スマホのRedmi Note 6Proの画面交換修理ご依頼を頂きました。
Xiaomi製スマホは背面パネルにモデル番号が記載れています。
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2021年12月07日
今回は「M1806E7TG」なので2018年8月に発売されたRedmi Note 6Proと分かりました。
本体の状態は…
まず表面ガラスが割れてしまっています。
上部を中心に粉々に割れている状態でした。
そして電源ボタンを押しても…
画面に何も表示されません。
ガラス割れ+液晶表示異常の状態でした。
Redmi Note 6Proの修理パーツは表面ガラスと内部の液晶が一体のパーツです。
なので今回のようにガラス割れ+液晶表示異常があったとしても、修理費用は変わらず一定です。
それでは今回はRedmi Note 6Proの画面交換修理について解説いたします!
Redmi Note 6Pro画面交換修理
【使用する工具】
クラフトナイフ(平刃)
プラスネジドライバー
ヘラ
SIMピン
Redmi Note 6Proは背面パネルに本体部分がはまる構造になっています。
なので分解前にSIMトレイを取り出す必要があります。
SIMトレイは…
本体上部左側にあります。
小さな穴が空いているので…
SIMピンを挿します。
するとSIMトレイが出てくるので…
取り出して、失くさないよう作業台上に保管しておきます。
それでは分解開始です!
①背面パネルから本体部分を取り出す
まずは本体部分を取り出す作業です。
赤線部分の、背面パネルと本体部分の間に…
クラフトナイフを挿します。
ツメで固定されているので…
クラフトナイフで外します。
本体一周分のツメを外すことで…
背面パネルから本体部分を持ち上げることが出来ます。
この際、本体部分を勢いよく持ち上げてはいけません。
何故なら…
このように背面パネルと基板は指紋認証ケーブルが接続されているからです。
ケーブルはかなり細いので簡単に断線してしまいます。
指紋認証ケーブルを外すには、画面側を下に向けて…
赤丸部分の銀板を外します。
銀板はプラスネジで固定されているので…
まずはネジを外します。
銀板を取り出したら指紋認証ケーブルのコネクタが出てきました。
プラスチック製のヘラをコネクタに引っ掛けて…
外すことで背面パネル取り出すことが出来ました。
②バッテリーコネクタを抜く
背面パネルを取り出すと本体内部を確認することが出来ます。
まずやるべきはバッテリーコネクタを抜く作業です。
バッテリーコネクタは…
先ほどと同じように、銀板で固定されています。
こちらの銀板はプラスネジ2本で固定されていました。
どちらのネジも外します。
ネジを外すことで…
銀板を取り出せました。
バッテリーコネクタがむき出しになったので…
プラスチック製のヘラをコネクタ部分に引っ掛けます。
そのまま上に持ち上げることで…
このように外すことが出来ました。
バッテリーコネクタを外すことで、作業中に基板がショートする心配がなくなります。
なので早い段階でバッテリーコネクタを抜く必要があります。
③基板を取り出す
今回交換する画面パーツにはフレームが付いています。
なので内部のパーツを全て取り出して移植します。
基板を取り出すには…
6か所のプラスネジを…
全て外します。
ネジを外したら次はコネクタ類です。
基板には…
・電源ボタン
・液晶画面
・サブ基板
・アンテナ
これらのコネクタが接続されています。
これら全てのコネクタをプラスチック製のヘラを使って…
このように外します。
全てのコネクタを外したら…
このようにメイン基板を取り出すことが出来ます。
④バッテリーを取り出す
次に取り出すのはバッテリーです。
バッテリーはシールで固定されています。
シールの一部はバッテリーの下部から出ているので…
千切らないように引っ張ります。
慎重に引っ張ることで…
このようにバッテリーを変形させることなく取り出すことが出来ます。
⑤サブ基板を取り出す
次に本体下部です。
下部にはスピーカーやサブ基板が固定されています。
まずはネジを外して…
スピーカーパーツを取り出します。
するとその下にあるサブ基板もむき出しになります。
サブ基板のネジも外して…
このように取り出しました。
その他、電源ボタンやメイン基板とサブ基板を接続するケーブルを取り出します。
⑤取り出したパーツを移植する
取り出した全てのパーツを新しい画面パーツへと移植します。
全てのコネクタを挿して、ネジを留め、バッテリーも粘着テープで固定します。
ある程度組み上げたら起動確認を行います。
電源ボタンを長押しすると…
この通り、画面表示されました!
やはり表示されないのは画面パーツの故障だったようです。
内部をしっかりと組み上げたら本体部分を背面パネルにセットして押し込みます。
背面パネルに隙間なく固定できたら再度起動確認を行います。
電源ボタンを長押しして…
ロゴマークが出てきました。
そのまま待っていると…
この通り、ホーム画面まで進みました。
画面表示、タッチ操作共に異常ありません。
最後にSIMトレイを挿したら…
画面交換修理完了です!
元のデータは一切消えることなく、全て残っている状態です。
これで今まで通りお使い頂くことが出来ます!
今回のように、ガラス割れや液晶異常があったとしても、当店なら安価でデータそのままで修理することが出来ます。
他のXiaomi製スマホでも幅広く修理対応可能ですので、お困りの際はぜひ当店へご相談くださいませ!
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