Pixel 6aの充電ポート交換の
修理ご依頼を頂きました。
今回お送り頂いたPixel6aは
充電器差し込み口が濡れている状態で
充電ケーブルを挿してしまった際
煙が上がったとのこのとでした…。
それ以来充電が出来ないようになり
充電器挿し込み部分を確認してみると…
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2025年12月08日
Pixel 6aの充電ポート交換の
修理ご依頼を頂きました。
今回お送り頂いたPixel6aは
充電器差し込み口が濡れている状態で
充電ケーブルを挿してしまった際
煙が上がったとのこのとでした…。
それ以来充電が出来ないようになり
充電器挿し込み部分を確認してみると…
この通りType-C USB充電端子が
真っ黒に焦げて変形してしました。
Pixel6aは防水ではありますが、
充電端子が塗れている状態で充電すると
今回のような故障が発生することがあります。
日常的にお風呂や水気の多い所で
スマホを使用されている方は要注意です。
防水機能の過信は禁物で
充電ポートが塗れている場合は
絶対に充電ケーブルを挿してはいけません。
ただ交換が難しいとされている
Pixel 6aの充電部分も
郵送修理ポストリペアなら修理可能です!
それでは実際に作業を開始します。
まずは画面を剥がして
分解する作業です。
Pixel6aの画面は非常に強力に
本体フレームに接着されています。
Pixel 6aは液晶画面ではなくて
有機ELディスプレイを採用しています。
なので強引に分解することで
縦線が入ったり
画面に何も映らなくなったりと
表示異常が起こりやすいです。
慎重に慎重に粘着を剥がして
フロントパネルを持ち上げることで…
この通り画面を開いて
分解することが出来ました。
ピクセル6aはこのように
画面を開くことで
内部のネジ類にアクセス可能になります。
Pixel6aの画面パーツコネクタは
銀板で固定されています。
ツメで固定されている銀板を
ヘラを使って取り出します。
これで画面パーツのコネクタに
アクセスすることが出来ます。
コネクタを外す際
基板をショートさせない為に
セラミック製やプラスチック製など
通電しない素材を使用する必要があります。
この通りフロントパネルのコネクタを
外すことが出来ました。
ただPixel6aはフロントパネルの
コネクタ近くには
無数のICチップが点在しています。
これらのICチップは
非常に小さく肉眼で確認は難しいですが
1つ1つに役割があります。
どれか1つでも損傷させると
不具合が発生するので要注意です。
コネクタを外すことで
この通り画面パーツを取り出せました。
次に本体内部のネジを外す作業です。
Pixel6aの本体内部は
アルミプレートに覆われています。
アルミプレートを固定しているのは
特殊な形の「トルクスネジ」です。
このネジを外すには
専用のドライバーが必要です。
Google Pixel 6aのアルミプレートは
この通り大小様々な
トルクスネジで固定されています。
場所によって長さが違うので
どこにどのネジが留まっていたか
覚えておく必要があります。
全てのネジを外すことで…
この通りアルミプレートを
取り出すことが出来ました。
Pixel6aはこのように
アルミプレートを取り出すことで
基板上のコネクタにアクセス出来ます。
まず外すべきは…
バッテリーコネクタです。
Pixel6aのバッテリーコネクタは、
基板の下部に接続されています。
バッテリーコネクタ周辺にも
ICチップが点在しています。
こちらもフロントパネル付近の
ICチップと同様に
小さいながらも重要な役割を担っています。
コネクタを外す際に
触れないように注意が必要です。
Pixel6aのドックコネクタは
基板に直接はんだ付けされています。
なのでドックコネクターを交換するには
基板を取り出す必要があります。
Pixel6aの基盤には
無数のコネクタが接続されています。
ネジやコネクタを外したり
SIMトレイを取り出すことで
この通り
基盤を取り出すことが出来ました。
ここからやっと
故障したType-C USB充電端子を
取り出す作業です。
Google Pixel6aの
タイプC USB充電端子は
基板とのはんだの接点が
見えない構造になっています。
なのではんだ小手ではなく
ヒートガンを使って
USB端子の付け外しを
行う必要があります。
ただPixel6aの充電端子付近にも
ICチップが点在しています。
風力管理や温度管理を誤ると
これらのICチップを
破損させてしまう恐れがあります。
慎重に作業を進めて…
この通り故障した充電ポートを
取り出すことが出来ました。
内部の端子は半分くらい溶けていました…。
Pixel6aの充電口パーツには
合計24箇所もはんだの接点が付いています。
はんだ小手を使って接点を整えたら
ヒートガンを使って
新品のUSB端子をはんだ付けします。
位置合わせが非常に難しく
こちらの慎重に作業を行います。
USB充電端子をはんだ付けできたら
バラバラになった本体を組み上げます。
これでPixel6aの
充電口修理完了です!
しっかりと充電反応があり
Type-C to Type-Cの
専用充電ケーブルを使用することで
「急速充電」と表示されることも
確認出来ています。
今回ご紹介させて頂いた通り、
郵送修理ポストリペアなら
難易度の高いPixel6aの充電口でも
難なく修理することが出来ます。
・充電反応が悪い
・水分検出表示がでるようになった
・充電できない
など、Pixel6aの充電口の故障でお困りの際は
実績豊富な郵送修理ポストリペアへ
ぜひご相談くださいませ!
メーカー名:グーグル
機種名:ピクセル6a
型番:GB17L / GX7AS / G1AZG / GB62Z / PIX6A
症状:充電不可
交換パーツ:Type-C USB端子
修理費用:Google Pixelドックコネクタ交換修理料金表
修理時間:60分
保証期間:3カ月間
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