ONKYO DP-X1Aの充電が出来ないとのことでUSB交換修理ご依頼を頂きました。
実際に充電の確認を行ってみると…
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これまでに行った修理についてご紹介します。
2024年05月31日
ONKYO DP-X1Aの充電が出来ないとのことでUSB交換修理ご依頼を頂きました。
実際に充電の確認を行ってみると…
挿した充電ケーブルがぐらぐらと大きく揺れてしまう状態でした。
これは内部のはんだが外れているか、外れかかっている状態で、これでUSB故障の典型的な症状です。
それでは早速分解して細部の状態を確認してみます。
DP-X1Aは画面側から分解します。
画面は非常に強力に接着されているので、ヒートガンがクラフトナイフなど、専用の工具が必須です。
無理に剥がそうとするとガラスが割れてしまうので要注意です。
入念に温風を当てて粘着を弱め…
画面を慎重に剥がしていきます。
また、DP-X1Aは画面に温風を当てすぎても液晶が変色します。
非常に繊細な機種です。
画面の接着を全て切ることで…
画面を開くことが出来ました。
DP-X1Aの画面パーツは2本のケーブルで基板に接続されています。
ケーブルを固定しているツメを起こして固定を解除し…
画面パーツを取り出しました。
DP-X1Aの充電口は基板の裏側に固定されています。
なので充電口を交換するには基板を取り出す必要があります。
基板は銀板に覆われているので、銀板を固定している全てのネジを外して…
本体から銀板を取り出します。
これでメイン基板に接続されているケーブルや、基板を本体フレームに固定しているネジにアクセスできます。
ケーブルやアンテナ、そしてネジを全て外すことで…
DP-X1Aの基板を取り出すことが出来ました。
それでは充電口パーツを取り出す作業です。
DP-X1AのUSB端子は本体フレームにはんだ付けされているので、ヒートガンやはんだが必須です。
低温度はんだを接点に溶かし込んだら…
ヒートガンを使って内部の接点までしっかりと溶かします。
1分ほど温風を当てることで…
故障したUSB端子を取り出すことが出来ました。
基板側を確認してみると、基板側の接点が半分ほど剥がれてしまっていました…。
これでは充電が出来るはずもありません。
基板側の接点をクリーニングしたら新品の充電口パーツを…
はんだで接続します。
充電口パーツをはんだ付け出来たら、簡単に組み上げて充電反応を確認してみます。
接点が剥がれてはいましたが…
しっかりと充電反応があり、実際に充電が進むことも確認できました!
充電確認で問題がなければ、そのまま本体を組み上げます。
外したケーブルを元通り接続したら、基板や銀板をネジ留めします。
最後に画面パーツの粘着テープを貼り替えて…
本体フレームにしっかりと接着します。
画面パーツの接着が出来たら…
これでDP-X1Aの充電口交換修理完了です!
はんだやヒートガンを使う作業ですが、郵送修理ポストリペアなら難なく対応可能です。
ご存じの通りONKYOさんは既に倒産してしまって修理を受け付けておりませんが、郵送修理ポストリペアではONKYO製品の修理に幅広く対応しております。
バッテリー劣化や充電口故障など、お困りの際はぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
メーカー名:ONKYO
型番:DP-X1A
症状:充電ができない
交換パーツ:充電口端子
修理費用:ONKYO充電口交換料金表
修理時間:60分
保証期間:3ヵ月
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