WORKS

修理実績

これまでに行った修理についてご紹介します。

【中華タブレット修理】Meize K105の充電口故障で充電出来ない症状が改善!写真付きで手順を解説!

今回はMeizeのK105という端末の充電出来ない症状の修理ご依頼を頂きました。

Meizeは日本では聞きなれない中国のメーカーです。

背面パネルに型番が記載されています。

 

充電口を覗いてみるも…

特に欠けたりピンが折れたりといった異常はありません。

 

ただ充電器を挿しても…

一切反応がありません。

 

この場合、充電口修理もしくはバッテリーを交換することで改善する例が多いです。

 

今回はMeize K105の充電口修理方法を写真付きで解説いたします!

 

 

Meize K105充電口修理


【使用する工具】

クラフトナイフ(平刃)

はんだ小手(300度)

プラスネジドライバー

ヘラ

ピンセット

 

分解する前にまずはSIMカードやSDカードがセットされていないか確認します。

 

背面パネルの…

一部をこのように剥がします。

 

SIMカードやSDカードがセットされていたら取り出しておきます。

 

この部分にはネジも付いています。

本体部分と背面パネルを固定するプラスネジなので…

全て外します。

 

それでは分解開始です!

 

 

①背面パネルを剥がす


Meize K105は本体部分が背面パネルにはまっている構造になっています。

本体部分と背面パネルの間にクラフトナイフを挿します。

 

ツメで固定されていますので…

隙間を広げてツメを丁寧に外します。

 

ある程度ツメを外せたら…

背面パネルから本体部分を持ち上げます。

これでMeize K105の背面パネルを本体部分から剥がすことが出来ました。

 

背面パネルには…

電源ボタンパーツが付いています。

 

特に固定されているわけではないので、気を抜くと紛失してしまいます。

 

失くさないよう作業台に上に保管しておきます。

 

 

②基板を裏返す


Meize K105の背面パネルを剥がすと…

このような構造になっています。

 

大きなバッテリーが中央にセットされていて、端に基板が固定されています。

充電口は赤丸部分です。

 

基板の裏側についているので、充電口修理をするには基板を裏返さないといけません。

 

基板には無数のケーブルが接続されています。

このような形状のコネクタが大半です。

 

ツメを倒すことによってケーブルが固定されているので…

まずはツメにピンセットやヘラなどを引っかけます。

ツメを起こすことで固定が解除されるので…

ケーブルを引き抜きます。

 

この作業を繰り返します。

他のケーブルもピンセットを引っかけて…

ツメを起こす。

 

そして…

ケーブルを引き抜く。

 

鋭いピンセットだとケーブルを抜く際に傷つけてしまう恐れがあります。

 

先の丸いピンセットで引き抜けば安全です。

同様に、ツメに引っ掛けて…

ツメを起こし…

ケーブルを引き抜く。

電源ボタンケーブルも同じ構造で固定されています。

ツメを起こして…

引き抜くのですが、このケーブルだけ少し外しにくくなっています。

 

無理な方向に引っ張って断線させないよう注意が必要です。

最後にイヤホンジャックも同じように…

ケーブルを引き抜いて取り出しておきます。

 

これで外すべきケーブルは全て外し終えました。

 

基板はネジでフレームに固定されているので…

ネジを全て外します。

これで基板を持ち上げて裏返すことが出来ました!

 

 

③はんだ作業を行う


基板を裏返すと…

充電口パーツを確認することが出来ます。

 

赤線部分がはんだで固定されているので、よく見ると数カ所はんだが浮いてしまっていました。

 

これは「はんだクラック(ひび割れ)」と呼ばれる現象で、ある程度使用した格安スマホやタブレットによく見られます。

はんだ小手を使ってクラックを修復します。

 

ひび割れがキレイに修復できたので本体を組み上げます!

 

 

④本体を組み上げる


まずは基板を正しい位置にセットします。

この際、ケーブルが下敷きになりがちです。

下敷きになったケーブルを引き抜いて、基板に接続します。

 

ケーブルが接続出来たら…

基板を固定するネジを留めます。

 

この段階で充電確認を行います。

 

充電器を挿すと…

この通り、充電反応が出ました!

 

そのまましばらく様子を見ていると…

0%だったのが36%まで蓄電されています。

 

充電出来ない症状が改善していたら作業を続行します。

背面パネルに本体部分をセットして…

押し込みます。

しっかりと本体部分が背面パネルにはまっていることを確認します。

 

隙間が無ければ…

SIMトレイ部分のネジを留めます。

SIMトレイカバーをセットして…

押さえつけてしっかりと被せます。

 

これでMeize K105の充電口修理が完了しました!

念のため起動確認も行います。

 

電源ボタンを長押しすると起動画面になり、ホーム画面まで進みました。

充電器を挿すとこのようにしっかりと反応しています。

 

これで今後も安心してお使い頂けます。

 

今回ご紹介させて頂いた通り、郵送修理ポストリペア聞きなれないメーカーの端末まで修理出来ます。

 

同じように、充電出来ない・起動しないなどお困りの際はいつでも当店へご相談くださいませ!

 

 

 

関連記事はこちら


VANKYO MatrixPadの充電口修理!充電できない症状がパーツ交換で改善!

 

【Dragon Touch修理】充電できない故障で起動不可!充電口修理方法を解説!

 

geaneeのタブレット修理!充電できない状態も充電口のはんだ作業でデータそのまま復活!

修理のご依頼はこちら!

スマホ・タブレット・ガラケーなど様々な端末を安く早く安全に修正いたします!