iPod nano3のバッテリー交換修理ご依頼を頂きました。
2007年9月に発売された機種ですが、今でもお問い合わせ頂くことがございます。
外観は…
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2023年05月20日
iPod Classicのようで、ホイールにて操作を行います。
iPod Classicより小さく薄いので、今でも根強い人気があるようです。
iPod nano 第3世代はもうごく一部の修理店でしか修理を受けておりません。
郵送修理ポストリペアなら数多くの修理実績がございますのでぜひお任せください!
それでは今回はiPod nano 第3世代のバッテリー交換修理風景をご紹介いたします。
手順 |
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【使用する工具】
クラフトナイフ
プラスネジドライバー
はんだ小手
はんだ吸収線
ピンセット
ヘラ
まずは背面パネルを剥がします。
本体部分と背面パネルとの間に…
クラフトナイフを挿します。
iPod nano 第3世代の背面パネルは本体部分にツメで固定されています。
背面パネルを丁寧に持ち上げてツメを外すことで…
この通り、背面パネルを取り出すことが出来ました。
次に本体から基板を取り出す作業です。
基板はプラスネジで本体フレームに固定されています。
合計6か所固定されているので…
全てのネジを外します。
ネジを外したら…
基板を持ち上げます。
イヤホンジャック部分を無理やり持ち上げると断線するので注意が必要です。
基板を持ち上げると…
裏側に液晶画面パーツケーブルが接続されています。
ヘラを使ってケーブルを固定しているツメを起こします。
固定を解除できたらケーブルを基板から引き抜きます。
するとこの通り基板を取り出すことが出来ます。
ここからははんだ作業です。
バッテリーの接点を確認してみると…
3点基板にはんだ付けされています。
はんだ小手を使って…
3点全ての接点を外します。
これで劣化したバッテリーを取り出すことが出来ました。
バッテリーが接続されていた箇所にははんだが残っています。
このままでは新品のバッテリーを接続出来ません。
なので…
はんだ吸収線を使ってはんだを除去します。
除去した後は…
この通り綺麗に穴が見えている状態になります。
基板に接点に…
新品のバッテリーケーブルを通します。
黒、赤、白と順番を間違えないよう注意が必要です。
セット出来たら…
はんだ小手を使って固定します。
はんだ作業後の状態がこちらです。
3点ともしっかりと基板に接続出来ています。
それでは組み上げて動作確認を行います。
基板裏に液晶画面パーツケーブルを接続して…
まずは起動確認を行います。
ホールドをオフにすることでこの通り起動しました。
ホーム画面まで進んだので充電器を挿すと…
充電反応が出てしっかりと充電されていました。
充電確認まで行って問題なければ本体を組み上げます。
基板を本体フレームにしっかりとセット出来たら…
ネジ留めして固定します。
本体内部の作業が完了したら…
背面パネルにセットします。
ツメを本体に引っ掛けて固定することで…
この通り、ほぼ隙間なく組み上げることが出来ます。
隙間が無いことを確認したら…
iPod nano 第3世代のバッテリー交換修理完了です!
これで発売から15年以上経過した機種でも快適にお使い頂けるようになります。
郵送修理ポストリペアではもう他店が受けていないような機種でも幅広く対応しております。
お持ちのiPod nano 第3世代のバッテリー交換が出来るお店をお探しなら、ぜひ当店へご相談くださいませ!
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