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修理実績

これまでに行った修理についてご紹介します。

iPod nano(第1世代)のバッテリー交換で起動しない症状が改善!

iPod nano(第1世代)のバッテリー交換修理

初代iPod nanoのバッテリー交換修理ご依頼を頂きました。

 

2005年9月に発売された機種ですが、郵送修理ポストリペアなら修理対応可能です!

 

iPodバッテリー交換料金表

 

ちなみに、背面のモデル番号は…

iPod nano(第1世代)のモデル番号はA1137

A1137でした。

 

長年放置していたところ…

起動しなくなってしまったiPod nano(第1世代)

充電器を挿しても全く起動しなくなっていたそうです。

 

スマホやタブレットでもよくある現象です。

 

そこで今回はiPod nano(第1世代)のバッテリー交換修理風景をご紹介いたします!

 

 

iPod nano(第1世代)バッテリー交換修理


【使用する工具】

はんだ小手(設定温度300度)

クラフトナイフ(平刃)

ピンセット

 

①背面パネルを外す


iPod nano(第1世代)は本体部分に背面パネルがツメで固定されています。

 

ツメを外すには…

本体部分と背面パネルの間にクラフトナイフを挿したiPod nano(第1世代)

クラフトナイフを使用します。

 

本体フレームと背面パネルの間にクラフトナイフを挿して固定しているツメを全て外します。

 

この際、無理にこじ開けようとすると本体が傷つくので周囲が必要です。

 

ツメを全て外すことで…

背面パネルから本体部分を持ち上げているiPod nano(第1世代)

このように本体部分を持ち上げることが出来ます。

 

ツメの引っ掛かりが無ければそのまま背面パネルを外します。

背面パネルを取り出したiPod nano(第1世代)

これで本体部分を取り出すことが出来ました。

 

 

②バッテリーを取り出す


本体横から確認してみると…

バッテリーが膨張しているiPod nano(第1世代)

この通り、バッテリーが膨張してしまっていました。

 

かなり劣化が進んでいる状態です。

 

iPod nano(第1世代)のバッテリーの接点は…

iPod nano(第1世代)のバッテリーの接点に貼られた絶縁テープ

矢印部分です。

 

基板にはんだで接合されています。

 

絶縁テープが貼られているので…

バッテリーの接点に貼られた絶縁テープを剥がしたiPod nano(第1世代)

まずは剥がします。

 

これではんだの接点が剥き出しになりました。

 

ここからははんだ作業です。

はんだ作業でバッテリーの接点を取っているiPod nano(第1世代)

接点にはんだを足して、ケーブルをピンセットで引っ張ることで…

バッテリーの接点を外しているiPod nano(第1世代)

このように外すことが出来ます。

 

残りの2本の同じように…

バッテリーの接点を全て外したiPod nano(第1世代)

外します。

 

3本の接点が全て外せたら…

膨張したバッテリーを取り出したiPod nano(第1世代)

バッテリーを取り出すことが出来ます。

 

取り出したバッテリーと新品のバッテリーを比較してみると…

取り出したバッテリーと新品のバッテリーの厚みを比較しているiPod nano(第1世代)

この通り、数倍の厚みにまで膨張していました。

 

ここまで劣化していたら電源が入らないのも納得です。

 

 

③新品のバッテリーへ交換する


それでは新品のバッテリーを基板に接続します。

新品のバッテリーを本体にセットしたiPod nano(第1世代)

バッテリーを本体フレームにセットします。

iPod nano(第1世代)のバッテリーの接点

ケーブルの接点3か所に位置を合わせて…

新品のバッテリーをはんだ付けしたiPod nano(第1世代)

はんだ付けします。

 

白、赤、黒と元の色通り接合するよう注意します。

 

 

④動作確認を行う


バッテリーを基板に接続出来たら動作確認を行います。

新品のバッテリーへ交換後起動確認を行っているiPod nano(第1世代)

しっかりと起動し、ホイールの動作にも問題ありません。

 

音楽もしっかりと流れます。

新品のバッテリーへ交換後充電確認を行っているiPod nano(第1世代)

充電器を挿すと、バッテリー部分に雷マークが出ました。

 

充電も問題なさそうです。

 

このまま組み上げます。

 

 

⑤背面パネルを取り付ける


動作に問題なければ背面パネルを…

本体部分に背面パネルをセットしたiPod nano(第1世代)

本体部分にセットします。

 

正しい位置にセット出来たら…

本体部分に背面パネルを押し込んでいるiPod nano(第1世代)

グッと押し込みます。

 

本体と背面パネルの間に隙間が無ければ…

バッテリー交換修理が完了して起動しているiPod nano(第1世代)

これで修理完了です!

 

郵送修理ポストリペアでは最新機種はもちろん、20年近く前に発売された機種まで幅広く対応可能です。

 

お持ちの端末のバッテリー劣化でお困りなら、ぜひ修理実績豊富な当店へご相談くださいませ!

 

 

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