修理実績

iPadPro12.9インチ第6世代(A2436/A2764)のバッテリー交換修理ご依頼を頂きました。

2022年10月26日に発売された機種ですが、M2チップを搭載しており、今でも充分通用するスペックを有しています。

今回ご依頼頂いたiPad Pro 12.9インチ 第6世代は、充電持ちが悪くなっており使用時にストレスを感じ始めたそうです。

郵送修理ポストリペアならiPadPro 12.9 (第6世代)の電池パックを常備しており、いつでも交換作業対応可能です！

それでは早速電池パック交換修理を開始します。

まずは液晶画面を剥がして分解する作業です。

iPadPro 12.9インチ 第6世代は、表面ガラスを剥がして分解する必要があります。

画面は非常に強力に接着されており、そう簡単に剥がすことが出来ません。

強引に分解しようとすると、表面ガラスは簡単に割れます。

iPadPro 12.9インチ 第6世代のフロントパネルはまだまだ高額ということもあり、絶対に割れないよう注意する必要があります。

ヒートガンで粘着を弱めたらピックをスライドさせる、という作業を繰り返して…

この通りフロントパネルを持ち上げられました。

iPadPro 12.9 2022年モデルの本体内部には無数のケーブルが通っています。

ピックで断線させてしまわないよう注意が必要です。

iPadPro 12.9インチ 第6世代のフロントパネルと基板は、複数のケーブルで接続されています。

ケーブルを断線させないよう注意しながら慎重に画面パーツを持ち上げます。

まず外すべきはFaceIDセンサーケーブルです。

iPadPro 12.9インチ 第6世代(M2チップモデル)は、本体上部にFaceIDセンサーケーブルが接続されています。

こちらのケーブルは小さなプレートでコネクタ部分が固定されています。

専用のドライバーを使ってネジを外すことで…

この通りプレートを取り出すことが出来ました。

これでFaceIDセンサーケーブルのコネクタを外すこと出来ます。

後は通電しないセラミック製のヘラを使ってコネクタを外すことで…

画面を大きく開いて分解することが出来ました。

iPadPro 12.9インチ 第6世代は、基板が中央に収まっていて、バッテリーが左右に接着されている構造です。

このように分解出来たら、まずは基板に接続された画面パーツを取り出す作業を行います。

iPadPro 12.9inch 第6世代の基板上は黒いシートに覆われています。

軽く接着されているので、ピンセットなどで剥がします。

これで基板上のネジにアクセス出来ます。

iPadPro12.9第6世代の内部に採用されているのはプラスネジです。

iPadPro 12.9inch 第6世代の画面パーツは本体上下に分かれており、それぞれ2つずつコネクタが接続されています。

プレートを固定しているプラスネジを外して…

取り出す、作業を行います。

これでフロントパネルコネクタにアクセスすることが出来ます。

iPadPro 12.9インチ 第6世代は合計4か所のコネクタを外す必要があります。

外す際は通電しないセラミック製、もしくはプラスチック製のヘラを使用します。

この通り合計4か所のコネクタを外すことで…

基板から画面パーツを取り出すことが出来ました。

iPadPro 12.9インチ 第6世代は、バッテリーケーブルが基板の下を通っています。

なのでバッテリーを交換するには、基板を持ち上げる必要があります。

iPadPro 12.9インチ 2022年 M2モデルの基盤上は無数のコネクタが接続されています。

中にはプレートで固定されているコネクタもあるので、一通りネジを外しては取り出す、という作業を行います。

iPadPro 12.9inch 第6世代は基板下にも複数のケーブル、アンテナなどが接続されています。

中にはコネクタがプラスチック製で、破損しやすい箇所もあります。

ピンセットなどを使って慎重にコネクタを外す作業を行います。

コネクタ類を外すことでこの通り基板を持ち上げることが出来ました。

iPadPro 12.9インチ 第6世代(2022年)は、バッテリーの接点の上に基板が乗っている構造です。

このように基板を持ち上げられたら、バッテリーの接点部分に絶縁シールを貼ります。

これで作業中に基板がショートする恐れはありません。

次に電池パック固定シールを除去する作業です。

iPadPro12.9 第6世代はリチウムイオンバッテリーも強力に本体フレームに接着されています。

強引に剥がそうとするとバッテリーが破損して発火する恐れがあるので要注意です。

バッテリーの端から固定シールが覗いているので、ピンセットを使って除去します。

全ての粘着を除去することで、この通り劣化したしたバッテリーを取り出すことが出来ました。

ちなみにiPadPro 12.9インチ 第6世代のバッテリー容量は10,758mAhです。

歴代のiPadの中でもトップクラスの容量なので、新品に交換することでまだまだ大きな活躍が期待できます。

新品の電池へ交換したら、本体を組み上げます。

外したコネクタが非常に多いので、接続し忘れがないよう注意する必要があります。

液晶画面を本体フレームに接着したら、これでiPadPro 12.9インチ 第6世代(M2)の電池交換修理完了です！

起動確認、充電確認を行って一切問題が無いことを確認しました。

今回ご紹介させて頂いた通り、郵送修理ポストリペアなら本体価格が10万円を超えていたiPadの修理にも難なく対応出来ます。

・バッテリー膨張により画面が浮いている(ハマグリ化)

・充電持ちが非常に悪い

・充電器を挿すとバッテリーアイコンは出るのに起動しない

など、iPadPro 12.9インチ 第6世代(2022年モデル)の電池パック劣化や寿命でお困りの際は、実績豊富な郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ！

お問い合わせ

メーカー名：Apple

機種名：iPadPro12.9インチ(第6世代)

モデル番号：A2436 / A2437 / A2764 / A2766

症状：電池持ちが悪い

交換パーツ：リチウムイオンバッテリー

修理費用：iPad電池パック交換修理料金表

修理時間：60分

保証期間：3カ月間

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