iPadの曲がったフレームの修正を行っているお店はそう多くありませんが、
郵送修理ポストリペアならiPadほぼ全機種のフレーム矯正修理実績がございます。
今回はiPadの曲がりを放置する危険性や当店の修理風景をご紹介いたします!
【 目次 】
変形したiPadの直し方を解説!
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2023年10月20日
iPadの曲がったフレームの修正を行っているお店はそう多くありませんが、
郵送修理ポストリペアならiPadほぼ全機種のフレーム矯正修理実績がございます。
今回はiPadの曲がりを放置する危険性や当店の修理風景をご紹介いたします!
【 目次 】
変形したiPadの直し方を解説!
iPadはふとした瞬間に本体が曲がってしまうことがあります。
・カバンに入れて持ち運んでいた
・ソファに置いていたら上に座ってしまった
・落とした衝撃で…
などなど、お客様によってシチュエーションは様々ですが、
結構簡単に本体は曲がってしまうようです。
今回お持ち頂いたのは2019年に発売されたiPad 第7世代です。
机に置いて横から見てみると…
このように真ん中の部分が1cm近くは浮いています。
さらに逆側も…
このように大きく変形しています。
本体が曲がっても操作できるので
そのまま放置されている方も多いかと思います。
ただ、放置すると様々な危険があります。
フレーム変形を放置する危険性
[ 画面が割れやすくなる ]
本体が曲がっているとガラスには常に力が加わっています。
その状態で落としてしまったりどこかにぶつけたりすると
通常では割れない強さの衝撃で割れる恐れがあります。
[ 隙間から本体に異物が混入する ]
変形に伴って画面が浮くことが多いです。
その状態は本体内に埃や水が入りやすいです。
異物により本体に不調が出る可能性があります。
[ Apple Pencilの使用が困難になる ]
机の上に置いてpencilを使用する際は
本体が傾いてしまって非常に使いにくいです。
さらに変形によって線を真っすぐ引けないなど
通常通り文字や絵を描くことが困難になります。
[ 液晶が変色する ]
本体が曲がっているということは液晶画面も曲がっています。
液晶は曲がると色が変わるのですが
長期間放置すると元の形に戻しても変色が直らないことがあります。
[ 電源が入らなくなる ]
基板まで曲がっている場合、
常に基板に負荷がかかっています。
多くはないですが本体の変形により
実際に電源が入らなくなった例はあります。
※機種や曲がり方によって症状は異なります※
ただ曲がっているだけと楽観視せず、
余裕がある時に直しておくことめお勧めします。
それでは当店のiPad矯正方法を解説します!
①ガラスを剥がす
まずはガラスを剥がす作業です。
先ほどの危険性の欄で解説した通り、
本体が曲がっているとガラスが割れやすいです。
ガラスを剥がすのはかなり難しく
剥がし始める場所を間違えると簡単に割れます。
曲がり方から割れにくい箇所を判断し
細心の注意を払いながら作業を進めます。
当店では変形したiPadの修理実績が累計約150例ございます。
初期のiPadから最新のProシリーズまで
ありとあらゆる機種の変形を見てきました。
ですので変形したiPadでも
なんら危なげなくガラスを剥がすことが出来ます!
ガラスを剥がせたら液晶がむき出しになります。
液晶に触れると指紋が残るので
決して触れないように注意しながら作業を進めます。
②液晶を取り出す
液晶画面は四つ角がネジで固定されています。
全てのネジを外して液晶画面を浮かせます。
iPad 第7世代は液晶画面が
蝋のようなもので本体に固定されています。
角にへらを入れて慎重に持ち上げないと
液晶が破損するので注意が必要です。
液晶画面のコネクタは銀板で固定されています。
プラスネジ3本を外して銀板を剥がします。
銀板の下にあるコネクタを外すと…
この通り液晶画面を本体から取り外せます。
液晶画面に触れないよう安全な場所に退避させます。
③ガラスを剥がす
ガラスから2本、ホームボタンケーブル1本の
合計3本本体に接続されています。
ホームボタンケーブルは固定している爪を上げて
ピンセットなどで引き抜きます。
残り2本はプラスチック製のへらで持ち上げると…
このように本体からガラスパーツを取り外せます。
液晶画面と同様に
ガラスの内側にも指紋が付くと厄介です。
安全な場所に退避させます。
④基板を浮かせる
今回は本体の変形があまりにひどい状態でした。
基板側のフレームまで大きく曲がっている状態です。
このまま圧力をかけてフレーム矯正は出来ますが、
その際に基板に負荷がかかってしまいます。
最悪の場合、電源が入らなくなることも考えられます。
それを未然に防ぐための方法が「基板を浮かせる」です。
基板をフレームに固定しているネジを外し
繋がっているコネクタ類を外します。
そして粘着も剥がすことでこのように
本体フレームから基板を浮かせることが出来ます。
基板の粘着を剥がす際も粘着剥がしを使用するなど、
基板にかかる負荷を最小限にしないといけません。
さて!ここからがやっと本題です!
⑤曲がった本体を矯正する
矯正前はこんなにも大きく曲がっていました。
ここから圧力をかけて極力元のように真っすぐにします。
力を入れすぎないように注意しながら…
この通り、ほぼ真っすぐになりました!
次は逆側のフレームを矯正します。
こちら側も負けず劣らずの変形ぶりです。
同じように圧力を加えて…
この通り!こちらもほぼ完璧に真っすぐになっています!
矯正が終わったら剥がした基板やガラスを元通りにします。
どこを押してもカタカタと揺れることがなくなりました!
反対から見ても、あれだけ変形していたとは思えない出来です!
さてここでフレーム矯正の際によく頂くご質問にお答えます。
Q&A (作業中に画面が割れた際の対応など)
[ Q1 ]
他店では修理中にガラスが割れてしまったら追加料金がかかると言われた。
貴店ではどのような対応となりますか?
[ A1 ]
無償交換対応させて頂きます。
変形がひどく、どうしても割れそうな場合はお断るするかもしれません。
ちなみに、フレーム矯正作業で画面が割れたことはありません。
[ Q2 ]
完璧に真っすぐになりますか?
[ A2 ]
もちろん完璧を目指しますが、あくまである程度とお思い頂きたいです。
フレームの変形がひどすぎるとどうしても矯正しきれないことあります。
[ Q3 ]
追加費用が発生することはありますか?
[ A3 ]
どれだけフレームがひどく変形していても追加費用は頂きません。
もし仮にどこかのパーツが故障していたらお客様ご相談します。
勝手に費用を追加して請求することはまずありません!
[ Q4 ]
貼っているフィルムはそのまま残せますか?
[ A4 ]
極力残した状態で作業しますが
フィルムの材質や状態によっては剥がさないといけないこともあります。
本体はまだしも、フィルムに関しては保証できかねます。
本体を壊さないことが第一ですので予めご了承くださいませ。
最後に
郵送修理ポストリペアではiPad2~iPadPro12.9 第4世代まで
ほぼ全機種のフレーム矯正実績がございます。
リスクが高い作業内容なので
修理を受け付けていないお店も多いです。
当店なら全国どこからも修理を承ることが出来ますので、
お持ちのiPadの変形でお困りの際は
ぜひ作業実績豊富な郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
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