FRONTIERというメーカーのFRT810というタブレットの電源が入らなくなってしまった、ということで原因究明と修理のご依頼を頂きました。
特に落としたわけでも、水没されたわけでもないようです。
早速分解して内部を点検します。
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2021年03月29日
FRONTIERというメーカーのFRT810というタブレットの電源が入らなくなってしまった、ということで原因究明と修理のご依頼を頂きました。
特に落としたわけでも、水没されたわけでもないようです。
早速分解して内部を点検します。
FRT810はこのように背面パネルを剥がして分解します。
背面パネルを剥がすと…
内部はこのような構造になっています。
上1/3が基板で、下2/3がバッテリー、といったところです。
ひとまずバッテリーコネクタを抜いて絶縁作業から行います。
バッテリーコネクタを周辺の絶縁テープを剥がし…
作業の際に断線させないよう、ケーブルを外します。
バッテリーコネクタをよく観察してみると…
ケーブルが半分くらい基板についていませんでした…。
経年劣化なのか、恐らくこれによりバッテリーから基板に電力供給されなくなっていたのかと思われます。
これならはんだをつけ足してしっかりバッテリーを基板を接続することで改善できそうです。
はんだ小手を使ってバッテリーコネクタと基板を接続しました。
電源ボタンを押すと…
この通り電源が入って操作できるように改善しています!
充電器を挿すと充電反応も出るので、これで今まで通りお使い頂けます。
もちろん、本体内のデータは消えることなく全て残っていました。
郵送修理ポストリペアならメジャーではないメーカーのタブレットやスマホでも修理対応可能です。
今回のように充電できない、起動しないなどの症状でお困りの方はぜひ当店へご相談くださいませ!
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