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修理実績

これまでに行った修理についてご紹介します。

FRONTIER FRT810の電源が入らない!原因はバッテリーコネクタの経年劣化!?分解してはんだ小手メンテナンスでデータそのまま改善!

FRONTIERというメーカーのFRT810というタブレットの電源が入らなくなってしまった、ということで原因究明と修理のご依頼を頂きました。

 

特に落としたわけでも、水没されたわけでもないようです。

 

早速分解して内部を点検します。

背面パネルを剥がしたFRONTIERのFRT810

FRT810はこのように背面パネルを剥がして分解します。

 

背面パネルを剥がすと…

分解したFRONTIERのFRT810の本体内部

内部はこのような構造になっています。

 

上1/3が基板で、下2/3がバッテリー、といったところです。

 

ひとまずバッテリーコネクタを抜いて絶縁作業から行います。

本体内部の絶縁テープを剥がしたFRONTIERのFRT810

バッテリーコネクタを周辺の絶縁テープを剥がし…

本体内部のケーブルを外したFRONTIERのFRT810

作業の際に断線させないよう、ケーブルを外します。

 

バッテリーコネクタをよく観察してみると…

バッテリーケーブルが一部外れているFRONTIERのFRT810

ケーブルが半分くらい基板についていませんでした…。

 

経年劣化なのか、恐らくこれによりバッテリーから基板に電力供給されなくなっていたのかと思われます。

 

これならはんだをつけ足してしっかりバッテリーを基板を接続することで改善できそうです。

はんだ小手でメンテナンスをしているFRONTIERのFRT810

はんだ小手を使ってバッテリーコネクタと基板を接続しました。

 

電源ボタンを押すと…

バッテリーコネクタメンテナンスで電源が入って操作できるように改善したFRONTIERのFRT810

この通り電源が入って操作できるように改善しています!

 

充電器を挿すと充電反応も出るので、これで今まで通りお使い頂けます。

 

もちろん、本体内のデータは消えることなく全て残っていました。

 

郵送修理ポストリペアならメジャーではないメーカーのタブレットやスマホでも修理対応可能です。

 

今回のように充電できない、起動しないなどの症状でお困りの方はぜひ当店へご相談くださいませ!

 

 

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