dtab(d-42A)の画面交換修理のご依頼を頂きました。
修理を受けているお店が少ない同機種ですが、郵送修理ポストリペアなら難なく対応可能です!
お送り頂いた本体は…
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2022年05月22日
この通り表面ガラスが粉々に割れてしまっている状態でした。
タッチ操作は出来る状態でしたが、ここまで割れてしまっているといつ表示にまで異常が出るか分かりません。
それでは今回はdtab(d-42A)の画面交換修理風景をご紹介いたします!
dtab(d-42A)画面交換修理
【使用する工具】
ヒートガン(設定温度250度)
クラフトナイフ(平刃)
ピック
ヘラ
プラスネジドライバー
粘着テープ
①画面を持ち上げる
dtab(d-42A)は画面側から分解します。
画面と本体フレームは強力に接着されているので、ヒートガンを使って粘着を弱める必要があります。
温風を当ててある程度粘着が弱くなったら…
クラフトナイフを挿します。
出来た隙間に…
ピックを挟みます。
ピックを挟んだらクラフトナイフを抜いて…
更に温風を当てます。
粘着が弱くなったら…
挟んだピックをスライドさせます。
このように画面一周粘着を切ります。
全ての粘着を切ることで…
このように画面を持ち上げることが出来ます。
②画面を取り出す
画面パーツを取り出すにはコネクタを外さないといけません。
ただコネクタ部分を確認すると…
このように銀板で固定されています。
銀板はプラスネジ2本で固定されているので…
どちらのネジも外します。
ネジを外すことで固定が無くなったので…
この通り取り出すことが出来ます。
銀板を取り出すことで画面パーツコネクタがむき出しになりました。
プラスチック製のヘラをコネクタに引っ掛けて真上に持ち上げます。
するとコネクタが外れて…
割れてしまった画面パーツを取り出すことが出来ました。
③ガラス片を除去する
画面パーツを取り出した後の本体の縁には…
この通り、ガラス片が無数に付いています。
ガラス片が少しでも残っていると、画面パーツがうまく接着出来ません。
なのでヘラなどを使って…
このように徹底的にガラス片を除去します。
除去し終わったら粘着テープを丁寧に貼り直します。
④起動確認を行う
ガラス片を除去出来たら新しい画面で起動確認を行います。
画面パーツコネクタの位置を合わせて…
上から押さえつけて接続します。
コネクタを接続させる際、少しでもズレたところで押し込むと故障します。
正しい箇所を見極めるのはある程度の経験が必要です。
画面パーツを接続出来たら電源ボタンを長押しして…
問題なく起動するか確認します。
タッチ操作等も全く問題ありませんでした。
⑤本体を組み上げる
異常が無ければこのまま本体を組み上げます。
画面パーツコネクタ上に銀板を被せます。
ネジ穴を見て位置を確認し…
2箇所ネジを留めます。
本体内の作業は以上で終わりです。
画面パーツを本体フレームにセットして…
しっかりと接着します。
画面が浮いていなければ…
これでdtab(d-42A)の画面交換修理完了です!
今回ご紹介させて頂いた通り、当店では新しいdtabも修理対応可能です。
同じように画面が割れてしまったり、充電出来ないなどの故障でお困りならぜひご相談くださいませ!
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