AQUOS PHONEの基板修理でデータ復元成功!他店で修理不可と判断されても諦めないでください!
AQUOS sense6が水没してしまって他店に復旧作業を依頼されたそうですが、
最終的に復旧不可と判断されたということで基板修理のご相談を頂きました。
郵送修理ポストリペアならAQUOS PHONEの基板修理にも対応可能です。
AQUOS PHONE修理料金表
修理店によってはAndroidスマホの基板修理の際にドナー用の端末を用意する必要があります。
端末を購入するとなると、機種によってはそれだけで大きな出費になります。
郵送修理ポストリペアではドナー用の端末をご用意頂く必要はありません。
ただ基板修理は本体の状態によって修理費用が変動します。
修理費用を算出後にご連絡いたしますので、どこまで作業を進めるかご指示頂ければと思います。
それでは早速作業開始です!
一応当店でも充電を試してみるも…
一切反応がありません。
画面は接着されていたので…
ヒートガンとピックを使って慎重に分解します。
画面を持ち上げるのですが、
画面パーツのケーブルを断線させないよう注意が必要です。
画面パーツコネクタを固定した銀板のネジを外します。
銀板を取り出したら…
画面パーツコネクタにアクセスできます。
へらを使って画面パーツコネクタを外し…
基板から画面パーツを取り出します。
基板は大きな銀板に覆われています。
大きな銀板もネジで固定されているので…
全てのネジを外します。
銀板を取り出したら基板に接続されているコネクタ類を外して…
本体フレームから取り出します。
それでは取り出した基板の検査を行います。
肉眼で分かるほど…
基板上のiCチップがショートしてしまっています。
iCチップどころか、コネクタや配線も焼けているようです。
これでは洗浄作業のみで復旧できるはずもありません。
通常の基板修理はiCチップを交換するのですが、
今回はあまりにも故障箇所が多いので別の方法で修理を行うことになりました。
それがCPUとSSD(データが保存されている部分)を正常な基板に移植する作業です。
多くのスマートフォンはCPUとSSDがペアになっています。
なので基板がどれだけ酷く故障していてもCPUとSSDが故障していなければ、
今回の修理方法によってデータそのままで復旧させることが出来ます。
それではCPUとSSDを取り出します。
ヒートガンを使って…
ピンセットでゆっくりと持ち上げます。
この通り、CPUもSSDも取り出すことが出来ました。
見ての通り無数のはんだの接点があるのですが、
これらを寸分違わず接続し直す必要があります。
少しでもズレていると正常に起動しないのでかなりの技術力が求められます。
元々のはんだを綺麗に除去して付け直します。
そして取り出したCPUとSSDを正常な基板に乗せ替えて…
ヒートガンを使って接続し直します。
CPUとSSDの接続が終わったら基板が冷えるまで待ちます。
しっかりと基板が冷えたら本体に組み上げて動作確認を行います。
この瞬間はいつもドキドキします…。
電源ボタンを長押しすると…
「SHARP」のロゴが出てきました!
ホーム画面まで進んで、データも無事なようです。
動作異常に問題ないことを確認したら…
ネジで固定します。
画面パーツも接続して本体フレームに接着します。
これでAQUOS sense6の基板修理完了です!
郵送修理ポストリペアでは今回紹介させて頂いた通り、
CPUの載せ替えやリボール(はんだの付け直し作業)も対応可能です。
AQUOS PHONEの基板修理が出来るお店をお探しなら、
ぜひ基板修理実績も豊富なポストリペアへご相談くださいませ!
関連記事はこちら
Xperiaの基板修理でデータ復旧成功!費用が安いポストリペアへお任せを!
iPhone/iPad/Androidの基板修理が安い!データ復旧ご希望ならポストリペアへお任せを!
【Switch 基板修理料金や対策を解説】ブルースクリーン/エラーコード/TVに映らないなどデータそのまま症状改善!