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修理実績

これまでに行った修理についてご紹介します。

2021年10月12日

Apple Watchの画面が剥がれた!?浮いた液晶の接着作業承れます！

Apple Watchの画面が突然剥がれてしまった、ということで修理のご相談を頂きました。

実際の状態がこちらです。

一般的に、画面が剥がれてしまったというとバッテリーが膨張していることが多いです。

膨らんだバッテリーが本体内部から画面を押し上げて浮くのです。

ただ今回お送り頂いたApple Watchは…

バッテリーは一切膨張していませんでした。

それに使用期間は約1年ほどと仰っていたので、ハードに使用されていたとしてもバッテリーが膨張するには早すぎます。

本体を点検してみると…

この部分、本体フレームに大きな傷が出来ていました。

フレームが変形することによって画面が押されて、粘着が剥がれてしまったようです。

このような場合、ご自身で接着剤を使用される方もいらっしゃいますが、接着剤だと今後分解が出来なくなります。

かといって両面テープだと接着力が弱すぎて心許ないので、当店では一般的な接着剤でもなくテープでもないもので接着します。

その前に、まずは動作確認を行います。

画面が剥がれてしまっていてもこのように画面は正常に映ります。

今のところ操作に支障はありません。

電源ボタンを長押ししたらお馴染みの表示が出てきます。

画面をタップして右にスライドさせると…

電源を切ることが出来ます。

それでは剥がれてしまった画面を接着します。

接着するには異物の除去が必須です。

今回は主に矢印の先端のテープです。

元々このテープで画面と本体が接着されているので、今は一切粘着力が無くなっています。

ピンセットなどで綺麗に除去し、埃の付いた本体フレームを接点洗浄と綿棒でクリーニングします。

ゴミを除去出来たら、特殊な接着液を本体フレームに塗り込みます。

この接着液は強力に接着されるものの、いざという時は熱を与えれば剥がすことが出来る優れものです。

24時間近く画面を固定する必要がありますが、しっかりと固定することが出来ました。

画面を引っ張って確認してみるも、しっかりと固定されていて一切剥がれません。

フレームが凹んでいる部分は研磨ドリルを使って矯正しています。

これで今後はバッテリーが膨張しない限り画面が浮くことはないでしょう。

今回のように、バッテリー浮き以外の原因でもApple Watchの画面が浮いてしまうことはあります。

郵送修理ポストリペアならApple Watchの修理も難なく受けたまれますので、画面割れやバッテリー劣化、それ以外の故障でもぜひお問い合わせくださいませ！

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その他修理 2021年10月12日
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