Astell&Kern AK380の内蔵バッテリーの交換修理ご依頼を頂きました。
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2023年04月19日
新品購入時は50万円ほどした超高額製品です。
発売から6年以上経った今でも、中古品で10万円近い値段で取り引きされています。
それでは今回はAstell&Kern AK380のバッテリー交換風景をご紹介いたします!
【使用する工具】
吸盤
トルクスネジドライバー
プラスネジドライバー
ピンセット
①背面パネルを剥がす
Astell&Kern AK380は…
背面パネルを剥がして分解します。
背面パネルは…
本体底面のネジで固定されています。
ネジの形状は一般的なプラスやマイナスではなく、トルクスという変わった形状です。
専用のドライバーを使って…
計2本のネジを外します。
後はツメで本体フレームに固定されているので…
吸盤を使って持ち上げます。
少し隙間が出来たらヘラを使って…
ツメを外して背面パネルを取り出します。
②バッテリーを取り出す
背面パネルを剥がせたらまずはバッテリーコネクタを外します。
Astell&Kern AK380のバッテリーコネクタは…
この赤丸部分です。
ピンセットを使って…
真上に持ち上げることで外すことが出来ます。
バッテリーコネクタを外したら…
基板を固定しているネジを外します。
ネジを外し終わったら…
本体フレームからバッテリーを持ち上げます。
強力に接着されているので金属製のヘラを使います。
粘着を剥がしたら…
基板を持ち上げてバッテリーのケーブルを引き抜きます。
するとこの通り、劣化したバッテリーを本体から取り出すことが出来ました。
③本体を組み上げる
それでバッテリーを新品に交換します。
新品のバッテリーを本体フレームにセットして固定します。
バッテリーコネクタを基板に接続して…
電源ボタンを押して起動確認を行います。
Astell&Kernのロゴが出てきてしっかりと起動しました!
充電器を挿すとイナズママークが出て、充電も問題なく進みます。
確認したら本体組み上げを続行です。
基板をネジ留めして…
本体フレームに背面パネルをセットします。
位置が合っていることを確認して…
奥までしっかりと押し込みます。
最後に底面のトルクスネジを留めたら…
Astell&Kern AK380のバッテリー交換修理完了です!
これでまだまだ長期間快適にお使い頂くことが出来ます!
郵送修理ポストリペアなら幅広い精密機器のバッテリー交換に対応可能です。
同じようにバッテリー持ちが悪くなりお困りなら、ぜひ当店へご相談くださいませ!
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