ウォークマン NW-A16水濡れ修理
鞄の中にお茶を入れていたら漏れていて近くにあったNW-A16が濡れてしまい、電源が入らなくなってしまったと修理ご依頼を頂きました。
今回のように鞄の中の飲み物でウォークマンの他にもスマホやタブレットが水濡れしてしまう例は多くあります。
一緒に持ち運ぶ際はどうかご注意ください。
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2020年04月12日
鞄の中にお茶を入れていたら漏れていて近くにあったNW-A16が濡れてしまい、電源が入らなくなってしまったと修理ご依頼を頂きました。
今回のように鞄の中の飲み物でウォークマンの他にもスマホやタブレットが水濡れしてしまう例は多くあります。
一緒に持ち運ぶ際はどうかご注意ください。
NW-A16を分解するにはまず背面下部のネジを外す必要があります。
どちらもプラスネジで、回せが簡単に外すことが出来ます。
ネジが取れれば次に背面パネルを剥がします。
本体と背面パネルの間にヘラを入れて、隙間を少しずつ大きくします。
するとこのように背面パネルを剥がすことが出来ます。
背面パネルはプラスチック製なので、強引に剥がそうとすると簡単に変形します。
力を入れ過ぎないように注意が必要です。
基板がむき出しになったら次に基板についたコネクタ類を外します。
バッテリーコネクタははんだ付けされているので、はんだ小手を使って取ります。
その他、液晶コネクタやイヤホンジャックコネクタなど全て外すと・・・
この通り基板を取り出すことが出来ます。
基板の表面はとてもきれいに見えました。
水没したとは思えなかったのですが、基板の裏を見てみると・・・
この通り腐食してしまっています。
この腐食が原因で電源が入らなくなってしまったようです。
まずは接点洗浄剤などを使って簡単にクリーニングします。
水没に関しては本体内部を徹底乾燥させないといけないので外装を全て外します。
本体上部のネジを外すことで・・・
このように表面を覆った概像を剥がすことが出来ます。
これで液晶内に入った水も乾燥させることが出来ます。
それと、操作ボタンが付いた基板があるのでこちらも取り出します。
基板を超音波洗浄し、内部まで徹底的に洗浄します。
そして本体をバラバラにした状態で放置して、2時間程度まちます。
2時間後、本体を組み上げてみると・・・
このように無事復旧し、再び使用できるようになりました!
本体内部の音楽データも全てそのまま残っている状態でした。
今回のように、水濡れしてしまって電源が入らない状態でも、基盤洗浄作業だけで復旧する例は数多くございます。
NW-A16以外のウォークマンの水没復旧実績も数えきれないほど多くございますので、お困り際はぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
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