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これまでに行った修理についてご紹介します。

タブレットに挿した充電器がぐらぐら揺れて充電できない!直し方・修理方法を解説!

OSCAL Pad10の充電口交換修理

OSCAL Pad10という格安タブレットのUSB充電口修理のご相談を頂きました。

 

充電器を挿してみると…

挿した充電ケーブルがぐらぐら揺れるOSCAL Pad10

充電器がグラグラと揺れてしまいます…。

 

これは充電口故障でよく見られる症状で、

内部のはんだ付けが取れてしまっていることが多いです。

 

そこで今回はOSCAL Pad10の充電口交換修理風景をご紹介いたします!

 

 

OSCAL Pad10充電口交換修理


【使用する工具】

SIMピン

プラスネジドライバー

ピンセット

クラフトナイフ

ヘラ

はんだ小手

はんだ

はんだ吸収線

ヒートガン

フラックス

フラックス洗浄液

 

 

それでは早速作業を開始します。

 

OSCAL Pad10は背面パネルを取り出した分解します。

 

SIMピンを使って…

SIMトレイを引き抜いているOSCAL Pad10

SIMトレイを取り出します。

 

本体フレームと背面パネルはツメで固定されているので…

背面パネルのツメを外しているOSCAL Pad10

へらを使ってツメを外します。

 

徐々に背面パネルを浮かせて…

背面パネルから本体部分を取り出したOSCAL Pad10

本体部分を取り出します。

 

背面パネルを取り出すと基板に接続されているケーブル類にアクセスできます。

 

まず外すべきは…

基板からバッテリーコネクタを引き抜いているOSCAL Pad10

バッテリーコネクタです。

 

バッテリーコネクタを外すことで作業中のショートを防ぐことが出来ます。

 

バッテリーコネクタを引き抜いたら他のコネクタ類も外します。

 

OSCAL Pad10は基板上が絶縁テープに覆われているので…

基板上の絶縁テープを剥がしているOSCAL Pad10

全て剥がします。

 

絶縁テープの下にはコネクタ類が複数ございます。

基板に接続されたコネクタを固定しているOSCAL Pad10のツメ

このような形状なコネクタが一般的です。

 

基板側のツメを倒すことでケーブルを固定します。

 

なのでケーブルを引き抜くには…

ケーブルを固定しているツメを起こしたOSCAL Pad10

ピンセットなどでツメを起こします。

 

これで固定が解除されたので…

基板に接続されているケーブルを引き抜いているOSCAL Pad10

ピンセットを使って引き抜きます。

 

OSCAL Pad10の基板上には…

基板上にケーブル類が接続されているOSCAL Pad10

赤線内に複数のケーブルが接続されています。

 

先ほどと同じように…

基板上に接続されたコネクタ類を外したOSCAL Pad10

全てのケーブルを引き抜きます。

 

ケーブルを全て外したら…

基板を本体フレームに固定したネジを外しているOSCAL Pad10

基板を固定したネジを外します。

 

ケーブルをネジを外すことで…

本体フレームに固定されていた基板を取り出したOSCAL Pad10

本体フレームから基板を取り出すことが出来ます。

 

OSCAL Pad10のUSB充電口パーツは…

基板上にはんだ付けされたOSCAL Pad10の充電口パーツ

基板の裏側にはんだ付けされています。

 

取り出すにはヒートガンやはんだ小手など専門的な工具が必須です。

 

まず取り出しやすくするために…

充電口パーツを固定しているはんだを除去しているOSCAL Pad10

USB充電口パーツを固定しているはんだを除去します。

 

ある程度はんだを除去出来たら…

充電口パーツに温風を当てているOSCAL Pad10

耐熱シートに基板を固定してヒートガンで温風を当てます。

 

1分ほどではんだが溶けてきて…

基板に固定されていた充電口パーツを取り出したOSCAL Pad10

この通り取り出すことが出来ました。

 

充電口が接続されていた部分には余分なはんだが残っています。

 

はんだ吸収線を使って…

基板に残っていたはんだを綺麗に除去しているOSCAL Pad10

余分なはんだを全て綺麗に除去します。

 

今回お送り頂いたOSCAL Pad10は…

充電口のはんだの接点が半分ほど無くなっているOSCAL Pad10の基板

はんだの接点が半分ほど剥がれてしまっておりました。

 

充電器を挿した際にグラグラする症状がひどくなると、

このようにはんだの接点が剥がれていることがあります。

 

ただこれだけ接点が残っていれば充電機能は無事であることが多いです。

 

新品の充電口パーツの位置を合わせて…

OSCAL Pad10の基板に充電口パーツをはんだ付けしている

残っている接点部分とパーツの接点を接続します。

 

しっかりとはんだで接続出来たら…

分解した本体を組み上げているOSCAL Pad10

本体を組み上げます。

 

基板を元通りの位置にセットしてひとまず動作確認を行います。

 

最低限のケーブルを接続して充電器を挿すと…

充電口交換修理後に充電確認を行っているOSCAL Pad10

この通りしっかりと充電反応が出るようになりました!

 

電源ボタンを押すと…

しっかりと充電が出来て起動するように改善したOSCAL Pad10

この通り起動してホーム画面にも進みました。

 

内部のデータも残っているようです。

 

動作確認が終わったら本体組み上げを続行します。

 

基板を正しい位置に調整して…

本体フレームに基板をネジ留めしているOSCAL Pad10

ネジでしっかりと固定します。

 

基板をネジ留め出来たら…

基板にケーブル類を全て接続しているOSCAL Pad10

外したコネクタやアンテナなども全て接続します。

本体フレームに背面パネルを被せているOSCAL Pad10

背面パネルを閉じで隙間が無いことを確認したら…

本体にSIMトレイを挿したOSCAL Pad10

SIMトレイを本体に挿します。

充電口交換修理が完了したOSCAL Pad10

これでOSCAL Pad10の充電口交換修理完了です!

 

今回ご紹介させて頂いた通り、

タブレットの充電口交換はある程度の技術力が必要です。

 

タブレットの充電不良でお困りの際は、

数多くの修理実績がある郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!

 

 

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