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修理実績

これまでに行った修理についてご紹介します。

ウォークマンが充電できない故障が充電口修理でデータ消さずに改善!

ウォークマンの充電ができない症状が充電口交換修理で改善

ウォークマンの充電口交換修理ご依頼を頂きました。

 

充電できない症状の場合、

まずは新品のバッテリーを仮付けして起動確認を行います。

 

起動している状態で充電器を挿しても充電反応が無ければ、

充電口もしくは基板の故障による充電不調です。

 

郵送修理ポストリペアならほぼ全てのウォークマンの充電口や基板の修理まで対応可能です!

 

そこで今回はウォークマン NW-F887の充電口交換修理について解説いたします!

 


1.NW-F880シリーズについて


モデル番号:NW-F885 / NW-F886 / NW-F887

 

発売日:2013年10月19日

 

発売時本体価格:26,800円~

 

画面の大きさ:4インチ

 

 


2.修理費用について


郵送修理ポストリペアでのNW-F880シリーズの充電口交換修理料金は以下をご確認ください。

 

ウォークマン修理料金表

 

充電口パーツだけではなく基板まで損傷している場合は修理費用が上がることもあります。

 

 


3.修理日数の目安


ウォークマンNW-F880シリーズの充電口交換修理の際、

お預かりする平均的な日数は1~3日といったところです。

 

ただ充電口だけでなく基板修理まで必要な場合、

もう2~3日お日にちを頂くこともあります。

 

お急ぎの場合は、こちらで受け取ったその日に修理を終えて返送まで可能です。

 

基本的には受け取った順番に修理対応しておりますので、お急ぎの場合は事前にお知らせ頂ければと思います。

 

返却は基本的にレターパックプラスにて行っております。

 

レターパックプラスは速達扱いなので、大体の地域には発送した翌日か翌々日に届くようです。

 

ただ、ウォークマンNW-F880シリーズにはバッテリーが含まれているので航空便ではなく陸送や船便になります。

 

沖縄や離島の場合はもう少し余分に日数がかかるようです。

 

 


4.修理時の注意点


NW-880シリーズの充電口交換をするにははんだ作業が必須です。

 

基板には無数のiCチップが付いているので、

はんだ小手の扱いを誤ると基板を壊してしまいます。

 

それにきばんを本体から取り出す際に、

無数のコネクタやケーブルを外す必要があります。

 

当店での作業中に基板やパーツを破損させてしまった場合、

破損箇所は無償で修理させて頂きます。

 

ただ当店ではバッテリー交換を含め、

ウォークマンの修理実績は相当数ございます。

 

NW-F880シリーズの構造は熟知しており、

上記のような破損例はございません。

 

どうかご安心頂ければと思います。

 

 


5.ご依頼/ご相談について


NW-F880シリーズの充電口交換修理ご依頼頂ける場合、
またはご相談は以下からお問合せください。

 

お問い合わせはこちら

 

NW-F880シリーズの修理に関すること以外にも、
発送方法等、何でも構いませんのでお気軽にご連絡ください。

 

お返事は土日祝日問わず24時間以内に行います。

 

お問い合わせ頂いてから24時間お返事が来ない場合は、

当方からの連絡が迷惑メールフォルダに入ってしまっている可能性もあります。

 

その際はお手数ですが別のアドレスからお問合せ頂くか、

042-851-8317にお電話頂ければ幸いです。

 

特に3大キャリア(docomo/au/Softbank)のアドレスは弾かれやすいようです。

 

 


6.修理風景の紹介


それでは実際に作業を行っていきます!

 

【使用する工具類】

プラスネジドライバー

ヘラ

ピンセット

はんだ小手

ヒートガン

はんだ

低温度はんだ

はんだ吸収線

フラックス

フラックス洗浄液

接点洗浄液

綿棒

耐熱テープ

 

 

①基板を取り出す


本体に充電できないことを確認したら分解開始です。

 

充電口パーツを交換するにはまずは基板を取り出します。

 

外装のネジを外して…

パーツを取り出しているウォークマン

外装の一部を取り出します。

 

すると更にネジが出てくるのでそれらも全て外します。

 

ネジを外したら…

外装から本体部分を取り出したウォークマン

外装から本体部分を取り出します。

 

本体内部にもネジが複数ございます。

 

基板を本体フレームに固定しているネジを…

内部のパーツを取り出しているウォークマン

全て外します。

 

ネジを外したらパーツ類のケーブルを外して、

はんだ小手を使ってバッテリーも取り出します。

本体部分からバッテリーと基板を取り出したウォークマン

この通り、外装から基板を取り出して、

基板からバッテリーも外すことが出来ました。

 

 

②充電口パーツを取り出す


次に充電口パーツを基板から取り出す作業です。

 

安全に充電口パーツを取り出すにはヒートガンが必要です。

 

温風によって基板上のiCチップを破損させないよう絶縁テープを貼ります。

 

絶縁テープを貼り終わったら…

基板にはんだ付けされている充電口パーツに温風をあてているウォークマン

充電口に温風を当てます。

 

充分に温まったら…

故障した充電口パーツを取り出したウォークマン

はんだ小手では外せない箇所のはんだも溶けて、

充電口パーツを取り出すことが出来ます。

 

充電口パーツを確認してみると…

充電口の接点が半分くらい取れてしまっているウォークマン

この通り充電口の接点が半分ほど無くなっていました。

 

これでは充電ができるはずがありません。

 

充電口の接点は…

充電口パーツの接点が基板に残っているウォークマン

基板側の接点に残っている状態でした。

 

 

③クリーニングを行う


基板側の接点に異物があると、

新しい充電口パーツを綺麗にはんだ付け出来ません。

 

はんだ小手を使って…

はんだ小手を使ってはんだの接点を整えているウォークマン

はんだの接点に残った異物を除去します。

 

そしてフラックスを塗ってはんだの接点を綺麗に整えます。

 

はんだを整え終えたら…

はんだの接点を洗浄しているウォークマン

フラックス洗浄液や接点洗浄液を使ってクリーニングを行います。

 

クリーニング後の状態がこちらです。

はんだの接点をクリーニングした後のウォークマンの基板

この通り余分なはんだや異物が一切ありません。

 

 

④充電口パーツをはんだ付けする


それでは新しい充電口パーツを本体に接続します。

 

ウォークマンの充電口パーツは入手困難ですが、

郵送修理ポストリペアならありとあらゆるウォークマンの充電口パーツを常備しております。

ウォークマンの新品の充電口パーツ

充電口パーツには合計22本の接点が付いています。

 

隣の接点との隙間は1mmもありません。

 

それらがはんだでくっつかないよう全て接続しなければなりません。

 

かなり細かい作業です。

新しい充電口パーツを基板にセットしているウォークマン

新しい充電口パーツを基板にセットして…

充電口パーツをはんだ付けしているウォークマン

全ての接点をはんだ付けします。

 

作業後の状態がこちらです。

充電部分の接点をはんだ付けしたウォークマン

基板に接続されている上に、

すぐ手前にあるiCチップも無事です。

 

細かい接点の接続が終わったら…

接点がはんだ付けされていないウォークマンの充電口

基板裏の接点も…

充電口を固定する部分のはんだの接点をはんだ付けしているウォークマン

しっかりとはんだ付けします。

接点をはんだ付けしたウォークマンの充電口パーツ

これで新しい充電口パーツがしっかりと固定されました。

 

 

⑤充電確認を行う


それでは充電ができない症状が改善したか確認します。

 

基板を…

充電口交換修理後に基板を本体フレームにセットしたウォークマン

本体フレームにセットします。

外したケーブル類を…

基板のケーブル類を接続しているウォークマン

しっかりと接続します。

 

次に…

バッテリーのケーブルを基板に接続しているウォークマン

バッテリーをはんだで接続します。

 

充電器を接続してみると…

充電口パーツ交換修理後に充電確認を行っているウォークマン

この通りしっかりと充電できるように改善しました!

 

充電だけでなくPC接続も確認します。

 

PCに接続したケーブルをウォークマンに接続すると…

充電口交換修理後のPCとの接続確認を行っているウォークマン

この通りしっかりと認識されました!

 

充電できるだけでなく音楽データ転送も可能になりました!

 

 

⑥本体を組み上げる


充電確認とPC認識確認で異常が無ければ、

取り出したパーツを元通りにくみ上げます。

 

外装もしっかりとネジ留めしたら…

充電口交換修理が完了したウォークマン

これでNW-F887の充電口交換修理完了です!

 

データを全て残した状態で、

充電口パーツのみ交換することが出来ました。

 

ヒートガンやはんだ小手を使う作業なので、

作業できる修理店はそう多くありません。

 

そんな中、郵送修理ポストリペアなら、

ほぼ全てのウォークマンの充電口交換実績がございます。

 

ウォークマンの充電ができない故障でお困りなら、

ぜひ実績豊富なポストリペアへご相談くださいませ!

 

 

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