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修理実績

これまでに行った修理についてご紹介します。

MediaPad M3 lite 10 wpの充電口交換で充電できない症状が改善![郵送修理店]

MediaPad M3 Lite 10 WPの充電が出来ないということで修理のご相談を頂きました。

 

ひとまず当店でも充電確認を行います。

 

充電器を接続するも…

一切反応しない状態でした…。

 

充電器を動かしてみると稀に反応する、という状態なので充電口の接触が悪くなってしまっているようです。

 

充電口を覗いてみると…

接点の一部が欠けてしまっていました。

 

これによりうまく通電しないようになっているようです。

 

そこで今回はMediaPad M3 Lite 10 WPの充電口交換修理風景を解説いたします!

 

MediaPad M3 Lite 10 WP充電口交換


【使用する工具】

ヒートガン(設定温度250度)

クラフトナイフ(平刃)

プラスネジドライバー

ピック

ヘラ

 

MediaPad M3 Lite 10 WPはiPadのように画面が本体フレームに接着されています。

 

なのでヒートガンを使って粘着を弱め、少しずつ剥がしていくという作業が必要です。

 

この作業に慣れていないと画面が割れたり、液晶表示不良になってしまったり、ということが考えられます。

 

細心の注意を払って作業を行います。

 

それでは作業開始です!

 

 

①画面を剥がす


ヒートガンで画面に温風を当てます。

画面を熱して粘着を弱めて…

クラフトナイフを挿します。

 

熱し足りないとクラフトナイフを挿した瞬間に割れます。

 

そして熱し過ぎると液晶が変色してしまいます。

 

クラフトナイフで隙間を作ったら…

ピックを挟みます。

 

奥まで入れすぎると液晶破損の原因となります。

 

浅く入れるとその心配はありません。

 

ピックを挟んだら…

少し離れた箇所に温風を当てます。

 

粘着がある程度弱まったら…

ピックをスライドさせます。

 

ヒートガンで粘着を弱める→ピックをスライドさせる、という作業を繰り返して画面の粘着を剥がします。

 

画面1周出来たら…

このように画面を持ち上げることが出来ます。

 

粘着が残ったまま画面を無理に持ち上げようとすると、ガラスが割れてしまう恐れがあります。

 

粘着を慎重に確認しながら…

画面を剥がします。

 

②充電口基板を取り出す


次に充電口基板を取り出す作業です。

 

充電口基板は銀板で本体に固定されています。

銀板は4箇所ネジで固定されています。

ネジの形状はプラスです。

ドライバーを使って4箇所全てのネジを外します。

 

ネジを外し終えたら…

銀板を取り出します。

 

充電口基板には2本のケーブルが接続されています。

まずはこの形状のケーブルです。

 

グレーのツメを倒すことで接続されたケーブルを固定しています。

 

ケーブルを抜くには…

まずケーブルを起こします。

 

これで固定が解除されるので…

ケーブルを引き抜きます。

 

次に幅が広い方のケーブルです。

 

こちらはただ上に持ち上げるだけで…

このように外すことが出来ます。

 

2本のケーブルを外すことで…

充電口基板を取り出すことが出来ました!

 

 

③充電確認する


壊れた充電口基板を取り出したら新品の充電口基板へと交換します。

フレームに空いた穴に位置を合わせて…

このようにセットします。

 

ケーブルを下に挟まないよう注意します。

 

充電口基板をセット出来たら…

ケーブルを接続します。

 

もう1本のケーブルも…

同じように接続します。

 

細い方のケーブルは…

ツメを倒して固定します。

 

この段階で充電確認を行います。

 

充電器を接続すると…

この通り画面の雷マークが出てきました。

 

しっかりと充電器が認識されている状態です。

 

 

④本体を組み上げる


充電確認が出来たら本体を組み上げます。

充電口基板に銀板を被せます。

 

ネジ穴を見て位置を合わせて…

正しい位置でネジを留めます。

 

ネジ留め出来たら画面を本体フレームに接着する作業です。

フレームの角を見て正しい位置へと合わせます。

 

位置があったら…

しっかりと接着します。

 

画面の接着が終わったら…

MediaPad M3 Lite 10 WPの充電口交換修理の完了です!

 

これで充電が出来るよう改善しました!

 

念のため、起動確認も行います。

 

ある程度充電が溜まったら電源ボタンを長押しします。

起動してメーカーロゴなどが出てきました。

 

そのまま待っていると…

ホーム画面まで進んでタッチ操作等も問題ないことを確認しました。

 

内部のデータは消えることなく残っている状態です。

 

今回の様に、充電できなくなってしまって放電しきってしまっても、当店なら内部データを全て残した状態で修理することが出来ます。

 

MediaPadならほぼ全機種同様の修理を行うことが出来ますので、お困りの際はいつでも当店へご相談くださいませ!

 

 

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