Lenovo Tab P11Pro(TB-J716F)の画面交換修理!何も映らない症状がデータそのまま復活!
Lenovo XiaoXin Pad Pro 2021の画面交換修理ご依頼を頂きました!
その他タブレット画面交換料金表
Lenovo XiaoXin Padは日本ではまだまだ聞きなれませんが、使用者の評価は高いようです。
本体裏に記載されている型番は…
「TB-J716F」です。
電源ボタンを押しても…
画面に一切何も表示されません…。
画面内部をよく見てみると…
角の部分に亀裂が入っているようでした。
Lenovo XiaoXin Pad Pro 2021は液晶ではなく有機ELを採用しています。
有機ELは今回のように少しでも亀裂が入ると画面全体が表示されなくなります。
画面表示されなければ、内部のデータを移行することすら出来ません。
ただ画面パーツさえ交換すれば、データは全て元通りで今まで通り使用可能になるのでご安心くださいませ。
それでは今回はLenovo XiaoXin Pad Pro 2021の画面パーツ交換修理について解説いたします!
Lenovo XiaoXin Pad Pro 2021画面交換修理
【使用する工具】
ヒートガン
クラフトナイフ
ピック
ヘラ
粘着剥がし
ピンセット
粘着テープ
プラスネジドライバー
①画面パーツを持ち上げる
まずは画面パーツを剥がす作業です。
画面は非常に強力に画面パーツに接着されているので、ヒートガンを使って粘着を弱めます。
画面パーツと本体フレームの間にクラフトナイフを挿します。
深く挿し過ぎると内部のパーツを損傷させてしまうので注意が必要です。
クラフトナイフで隙間を作ったら…
挿していたクラフトナイフを抜きます。
ここからは画面と本体フレームの粘着を剥がす作業です。
粘着が弱くなった箇所までピックをスライドさせる、という作業を繰り返します。
このように粘着を全て切ることで…
画面パーツを持ち上げることが出来ました。
②バッテリーコネクタを抜く
画面パーツと基板は…
1本の太いケーブルで接続されています。
画面パーツの引っ張り過ぎには注意が必要です。
作業中に基板がショートしないよう、バッテリーコネクタを抜きます。
バッテリーコネクタは…
銀のプレートで固定されています。
プレートはネジ留めされているので…
コネクタ類を固定したプレートを取り出せました。
バッテリーコネクタは…
この赤丸部分です。
プラスチック製のヘラを使って…
コネクタを外します。
これで基板がショートする心配はありません。
③画面パーツのケーブルを取り出す
次に画面パーツと基板を接続しているケーブルを取り出す作業です。
基板には赤丸部分のように接続されています。
先ほどのバッテリーコネクタと同じように…
この通り、ツメを倒すことによってケーブルが固定されています。
ヘラを使って…
ツメを起こしてロックを解除します。
Lenovo XiaoXin Pad Pro 2021の場合はさらに…
画面パーツにケーブルが接着されています。
無理に引っ張るとケーブルが断線してしまうので注意が必要です。
すると無理なくケーブルを抜くことが出来ます!
④新品の画面パーツの動作確認を行う
それでは取り出したケーブルを新品の画面パーツへと移植します。
ケーブルを挿します。
ケーブルを挿したらツメを倒して固定します。
基板に接続します。
画面パーツコネクタを接続してから…
バッテリーコネクタを接続します。
これで電源が入る状態になりました。
電源ボタンを長押しして起動させます。
この通り無事画面表示されるようになりました!
ホーム画面まで進んだのでタッチ操作の確認も行います。
画面に触れると…
問題なく操作出来るようになっていました。
⑤本体を組み上げる
動作確認を行って問題なければ本体を組み上げます。
画面やバッテリーコネクタを固定していたらプレートを…
元の位置にセットします。
正しい位置にセットしたら…
これでLenovo XiaoXin Pad Pro 2021の画面パーツ交換修理完了です!
郵送修理ポストリペアではLenovo XiaoXin Padシリーズの修理も難なく対応可能です。
画面パーツ以外にも、充電口や各種ボタンなどの故障の際でもぜひご相談くださいませ!
関連記事はこちら
その他タブレット画面交換修理
LenovoTab P11の画面交換修理で表示異常が改善!ブレる症状は液晶故障!?
Lenovo Tab4 10の画面修理!割れたガラスを新品交換でデータそのまま完全復活!