iPod classicの液晶交換ご依頼を頂きました。
発売から15年ほど経過したiPodでも郵送修理ポストリペアなら修理対応可能です。
本体の状態がこちらです。
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2023年04月02日
液漏れして何が表示されているか全く分かりません…。
原因はバッテリー膨張でした。
iPod classicのバッテリーは液晶の裏に収まっています。
劣化して膨張することで液晶を圧迫して今回のように液漏れしてしまいます。
液晶の上部に黒い模様が出てき始めたら注意が必要です。
それでは早速分解します。
背面パネルから本体部分を取り出して…
バッテリーケーブルを基板から外します。
本体を開いてバッテリーを取り出します。
取り出したバッテリーを新品のバッテリーと比較してみると…
この通り、1.5倍ほどの厚みにまで膨張してしまっていました。
続いて、損傷してしまった液晶画面を取り出します。
まずは基板に接続している液晶画面のケーブルを外します。
iPod classicは本体フレーム側面にネジが付いています。
片側に3か所…
反対側にも3か所です。
全てプラスネジドライバーを使って…
外すことで液晶画面が固定されているフレームを取り出せます。
この通り、損傷した液晶画面を取り出せました。
新品の液晶画面へと交換して正しい位置にセットします。
液晶画面をセット出来たら…
本体側面のネジを留めます。
液晶画面ケーブルの位置を合わせて…
基板に接続します。
それでは新しい液晶画面がしっかりと表示されるか確認します。
バッテリーコネクタを接続して画面ロックを解除すると…
しっかりとリンゴマークが表示されました!
操作も問題ありません。
これでiPod classicの液晶画面交換修理完了です!
しっかりと充電も出来ています。
iPod classicは修理を受けているお店がそう多くありません。
修理パーツも年々困難になっています。
お持ちのiPod classicの液晶やバッテリーなど、不調でお困りならぜひ当店へご相談くださいませ!
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