iPad Pro 12.9 第5世代の充電口交換修理が安い!充電出来ない故障もデータ消さずに元通り!
iPad Pro 12.9 第5世代の充電が出来なくなったとのことで、充電口交換修理ご依頼を頂きました。
iPad充電口交換料金表
iPad Pro 12.9 第5世代は本体代が非常に高額なので、この程度の故障で買い替えるのは非常に勿体ないです。
SNSで調べるとiPadの充電の不具合に関する呟きが散見されます。
ちなみに、当店の修理ではデータが消えてしまうことはりませんのでご安心ください。
それでは今回は充電口交換修理風景を写真付きでご紹介いたします!
iPad Pro 12.9 第5世代充電口交換修理
【使用する工具】
ヒートガン
クラフトナイフ
ピック
プラスネジドライバー
ヘラ
粘着テープ
①画面を持ち上げる
iPad Pro 12.9 第5世代も他のiPadと同じように、画面を剥がして分解します。
ヒートガンで温風を当てて、画面と本体フレームとの粘着を弱めます。
ある程度粘着が弱まったら…
慎重にピックを挟みます。
iPad Pro 12.9 第5世代の画面パーツは、2022年10月現在約6万円ほどです。
もし割ってしまっては大赤字になるので慎重に作業を進めます。
ピックを挟めたら…
クラフトナイフを抜きます。
後は粘着を切る作業を繰り返します。
ピックをスライドさせる、という作業です。
画面を割らないよう慎重にピックを進めて画面一周分の粘着を切ります。
全ての粘着を切ることで…
この通り、画面パーツを持ち上げることが出来ました。
②画面パーツを開く
次に画面パーツを開く作業です。
画面パーツの上部には…
FaceIDセンサーケーブルが繋がっています。
このケーブルを断線させたらFaceIDが使用不可になるので要注意です。
プレートで固定されているので…
特殊なドライバーを使って外します。
2本のネジを外せたら…
するとFaceIDセンサーケーブルのコネクタが剥き出しになるので…
ヘラを使って外します。
FaceIDセンサーケーブルのコネクタを外すと…
この通り、画面パーツを180度開くことが出来ます。
③充電口パーツを取り出す
充電口パーツは本体下部に収まっています。
本体下部は絶縁シートで覆われているので…
このように剥がします。
すると画面パーツや充電口パーツのコネクタを覆っている銀板が出てきます。
このように取り出すことが出来ます。
これでコネクタ類が剥き出しになりました。
充電口パーツもネジで固定されているので…
後は矢印部分のコネクタを外します。
ヘラを使って…
充電口パーツを取り出すことが出来ました。
取り出した充電口パーツを取り出すと…
この通り、接点部分に傷が付いてしまっていました。
反対側も…
同じように傷が付いています。
充電ケーブルの先端が変形しているとこのような状態になるようです。
④充電確認を行う
それでは充電口パーツを新品に交換します。
ネジでしっかりと固定したら充電確認を行います。
充電ケーブルを挿すと…
この通り充電反応が出るようになりました!
充電されることを確認したら本体の組み上げを続行します。
⑤本体を組み上げる
取り出したパーツを元通りくみ上げていきます。
画面パーツや充電口パーツを固定していた銀板をセットします。
ネジ穴を確認して位置を調整し…
絶縁シートを被せたら本体下部の作業は完了です。
次は本体上部です。
上から押さえつけて接続します。
しっかりと接続されていることを確認したら…
プレートをセットします。
ネジ穴を見て位置を確認し…
ネジで固定します。
これで本体内部の作業は完了です。
後は本体フレームに残った粘着テープを新品に貼り直して…
これで修理完了です!
内部のデータを失うことなく、充電口パーツのみ交換して充電出来ない不具合が直りました!
iPad Pro 12.9 第5世代は画面パーツが非常に高額なので、修理を受けているお店はそう多くありません。
お持ちのiPadの充電不良でお困りの際は、ぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
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