iPad Air 第5世代(A2588 / A2589 / A2591)の液晶画面交換修理ご依頼を頂きました。
現時点でiPad Airシリーズで最新機種ですが、
郵送修理ポストリペアなら修理対応可能です。
今回お送り頂いた実際のiPad Air 第5世代の状態がこちらです。
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2024年03月11日
iPad Air 第5世代(A2588 / A2589 / A2591)の液晶画面交換修理ご依頼を頂きました。
現時点でiPad Airシリーズで最新機種ですが、
郵送修理ポストリペアなら修理対応可能です。
今回お送り頂いた実際のiPad Air 第5世代の状態がこちらです。
表面ガラスが割れて、内部の液晶まで損傷してしまっている状態でした。
このような悲惨な状態でも、画面交換することで新品のように蘇らせることが出来ます!
それでは今回はiPad Air(第5世代)の画面交換修理風景をご紹介いたします。
①電源を切る
まず作業前に電源を切ります。
このように液晶が損傷してしまったとしても、タッチ操作は出来ることがあります。
iPad Air(第5世代)は電源ボタンと音量下ボタンを同時長押しすると…
電源を切る画面になりました。
「スライドで電源オフ」が表示されているであろう場所をタップして…
右にスライドさせます。
すると少しすると画面が暗転して電源が切れました。
これで安心して作業を行うことが出来ます。
②画面を浮かせる
それでは損傷した画面パーツを本体フレームから剥がします。
iPad Air(第5世代)の画面パーツは本体フレームに強力に接着されています。
安全に剥がすにはヒートガンは必須と言えます。
画面パーツに…
ヒートガンで温風を当てます。
温風により粘着力が弱くなったところでクラフトナイフを挿します。
隙間を作ったらピックを挟みます。
クラフトナイフの役割はここで終了なので挿していたクラフトナイフを抜きます。
ここからは画面パーツの粘着を切る作業です。
このままでは粘着が硬すぎてピックが進まないので、
また温風を当てて弱めます。
このように温風で粘着を弱めては…
ピックをスライドさせる、という作業を繰り返します。
画面一周分の粘着を全て切れたら…
画面を浮かせることが出来ます。
③画面パーツを取り出す
画面を浮かせたら…
90度まで開きます。
iPad Air(第5世代)の画面パーツは…
計2か所のプレートで基板に固定されています。
プレートを固定しているのはプラスネジです。
プラスネジドライバーを使って外します。
ネジを外したら…
プレートを取り出すことが出来ます。
もう片方のプレートも同じようにネジを外します。
こちらはネジが2箇所留められています。
どちらのネジも外したらプレートを取り出すことが出来ます。
プレートを取り出すことで画面パーツコネクタがむき出しになりました。
iPad Air(第5世代)の画面パーツには合計3か所のコネクタが付いています。
プラスチック製のヘラを使って画面パーツコネクタを外します。
全てのコネクタを外すことで…
故障した画面パーツを取り出すことが出来ました。
④新品の画面パーツの動作確認を行う
次に、新品の画面パーツを接続する作業です。
3か所のコネクタの位置を合わせて…
全て接続します。
この段階で一度動作確認を行います。
電源ボタンを長押しして起動させます。
そのまま待っていると無事ホーム画面まで進みました。
表示は問題ありませんでした。
次にタッチ操作です。
画面の隅々まで触れましたが、タッチ操作にも一切問題ありません。
⑤画面パーツを接着する
動作確認で問題なければそのまま本体を組み上げます。
画面パーツコネクタを固定していたプレートをセットします。
正しい位置にセットしたら…
ネジで固定します。
もう片側のプレートも同じように正しい位置にセットします。
ネジ穴を確認して2か所のネジを留めます。
後は粘着テープを新品に貼り替えて…
画面パーツを本体フレームに接着します。
しっかりと接着出来たら…
これでiPad Air(第5世代)の画面パーツ交換修理完了です!
先述の通り、iPad Air(第5世代)の画面パーツは表面ガラスと内部の液晶が一体のパーツです。
ガラスが割れて、更に表示異常があったとして修理費用が上がることはありません!
今回のように画面が壊れてしまってお困りなら、ぜひ実績豊富な当店へご相談くださいませ!
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