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修理実績

これまでに行った修理についてご紹介します。

Xperia10 IIIの画面交換修理が安い!作業方法を写真付きで解説!

Xperia10 IIIの表面ガラスが割れてしまって、更には画面表示までされなくなったとご相談を頂きました。

 

郵送修理ポストリペアなら、Xperia10 IIIの画面交換修理も安価で承っております!

 

Xperia画面交換修理料金表

 

Xperia10 IIIは表面ガラスと内部の有機ELディスプレイは一体のパーツです。

このような表面ガラスの割れも、表示異常も画面パーツを交換することで改善させることが出来ます。

 

今回お送り頂いたXperia10 IIIは…

docomo版のSO-52Aでしたが、au版やSIMフリー版でも同じ画面パーツが使用されているので修理受付可能です。

 

電源ボタンを長押ししても…

画面が表示されないので、データ移行どころが電源すら切れない状態でした。

 

今回はそんなXperia10 IIIの画面パーツ交換修理風景を写真付きで解説させて頂きます!

 

 

Xperia10 III画面交換修理


【使用する工具】

ヒートガン(250度)

クラフトナイフ(平刃)

ピック

プラスネジドライバー

 

画面は表示されませんが、お送り頂いた時は電源が入っている状態でした。

 

Xperiaシリーズは…

このように電源ボタンとボリューム上ボタンを同時長押しすることで、電源を切ることが出来ます。

 

本体が震えたら電源が切れたということなので分解開始です!

 

 

①背面パネルを剥がす


Xperia10 IIIは…

画面側からでなく背面パネルを剥がして分解します。

 

ガラス製なのでヒートガンが無いと分解する際に割れてしまう可能性が高いです。

ヒートガンで温風を当てて、背面パネルと本体フレームとの粘着を弱めます。

 

ある程度温まったら…

背面パネルと本体フレームの間にクラフトナイフを挿します。

 

深く挿しすぎると本体内部を傷つけてしまうので注意が必要です。

 

クラフトナイフを挿したら隙間が出来るので…

その隙間にピックを挿しこみます。

 

ピックを挿せたらクラフトナイフを抜いて…

再び背面パネルに温風を当てます。

 

こうして粘着を弱めては…

温めた部分にピックをスライドさせる、という作業を繰り返して粘着を切ります。

 

注意すべき箇所は…

カメラ横の部分です。

 

他の箇所より細くなっているのでより割れやすいです。

 

慎重に温めてピックを進めます。

 

一周分の粘着を切れたら…

背面パネルを剥がします。

 

そのまま持ち上げることで…

背面パネルを取り出すことが出来ました!

 

 

②バッテリーコネクタを抜く


背面パネルを剥がせたらまず行うべきはバッテリーコネクタを抜く作業です。

 

バッテリーコネクタは本体上部のプラスチックパーツの下に隠れています。

 

プラスチックパーツは…

合計12か所のネジで本体フレームに固定されています。

これらのネジを全て外します。

 

ちなみに、本体上部のネジは…

所々長さが違います。

 

ネジを締める箇所を間違えると基板が損傷します

 

どこにどのネジが留まっていたか、わかるようにしておく必要があります。

 

ネジを全て外せたら…

本体上部のプラスチックパーツを浮かせることが出来ます。

プラスチックパーツを持ち上げると…

赤丸部分がバッテリーコネクタです。

 

プラスチック製のヘラをコネクタに引っ掛けて持ち上げることで…

このようにコネクタを外すことが出来ました。

 

これで完全に絶縁が出来たので、作業中に基板やパーツがショートする心配はありません。

 

 

③新品の画面パーツを仮付けする


次に、新品の画面パーツをこのXperia10 IIIに仮付けして、画面表示が改善するか確認します。

 

画面パーツコネクタは本体下部に接続されています。

本体下部はスピーカーパーツに覆われており、全部で7か所のネジで固定されています。

7か所全てのネジを外すことで…

スピーカーパーツを取り出すことが出来ました。

この赤丸部分が画面パーツコネクタです。

 

プラスチック製のヘラを引っ掛けて持ち上げることで…

コネクタを外すことが出来ました。

新品の画面パーツコネクタを…

このように接続します。

 

画面パーツを接続出来たら…

本体上部のバッテリーコネクタを押し込んで…

接続します。

 

バッテリーコネクタを接続出来たら電源ボタンを長押しします。

 

すると…

この通り、しっかりと表示されます。

 

ホーム画面まで進んで…

タッチ操作も問題ないことを確認しました。

 

画面交換することで、表示異常も改善することが分かりました。

 

作業を続行します!

 

 

④画面パーツを交換する


次に壊れてしまっている画面パーツを本体から剥がす作業です。

 

Xperia10 IIIは画面パーツは本体フレームに非常に強力に接着されています。

 

そう簡単に剥がすことが出来ません。

温風を当てて粘着を弱め…

画面パーツと本体フレームの間にクラフトナイフを挿します。

 

画面一周強力に接着されているので、この作業を辛抱強く一周分続けます。

 

粘着を剥がすことで…

この通り、画面パーツを取り出すことが出来ました。

 

 

⑤ガラスの破片を除去する


画面パーツを取り出すと…

この通り、ガラスの破片が本体フレームに残っています。

本体下部も同じようにガラス片が残っていました。

 

これらを全て…

クラフトナイフやヘラを使って除去します。

 

かなり根気のいる作業です。

 

ちなみに、ガラス片が少しでも残っていると画面が浮いてしまい、非常に簡単に割れてしまいます。

 

そうならないよう、小さな欠片も残さず徹底的に除去します。

この通り、ガラス片を除去することが出来ました。

本体下部も同じように僅かな破片もありません!

 

 

⑥画面を接着する


Xperia10 IIIは粘着テープを使って、画面パーツを本体フレームに固定します。

本体フレームの縁に強力なテープを貼ります。

 

隙間なくテープを貼ったら…

画面パーツを接着して固定します。

 

 

⑦起動確認を行う


新品の画面パーツを固定出来たら、しっかりと起動できるか確認を行います。

画面パーツコネクタを…

本体側のパーツへと接続します。

 

画面パーツを接続出来たら…

バッテリーコネクタを接続します。

 

電源ボタンを長押しして…

起動して操作できることも確認しました。

 

 

⑧本体を組み上げる


ここまで確認出来たら本体を組み上げます!

本体上部のプラスチックパーツで基板を覆い、ネジ留めします。

本体下部も同じように、スピーカーパーツをセットします。

 

正しい位置にセット出来たら…

ネジ留めします。

 

上下共にしっかりとネジ留め出来たら…

背面パネルを接着します。

これでXperia10 IIIの画面パーツ交換修理完了です!

 

ガラスの割れや表示異常が改善し、元通りお使い頂けるようになりました!

 

郵送修理ポストリペアなら、Xperiaシリーズの画面パーツ交換修理も安価で承っております。

 

修理によってデータが消えることもございませんので、お困りの際はぜひ当店へご一報くださいませ!

 

 

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