iPhone 3GSのバッテリー交換修理ご依頼を頂きました。
電源を入れても…
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2022年04月25日
起動時のリンゴマークから先に進まない、という状態です。
この症状は古いiPhoneやiPadでよく起こります。
バッテリー交換することで改善する例が非常に多いです。
そこで今回はiPhone 3GSのバッテリー交換修理風景をご紹介いたします。
ちなみに、iPhone3Gも同じような構造です。
iPhone 3GSバッテリー交換修理
【使用する工具】
クラフトナイフ(平刃)
SIMピン
プラスネジドライバー
ヘラ(金属製)
ヘラ(プラスチック製)
iPhone 3GSは画面側から分解します。
基板も取り外すので、予めSIMトレイを取り出します。
SIMトレイは…
本体上部に挿さっています。
取り出すにはSIMピンが必須です。
SIMピンを挿すことでSIMトレイが出てきました。
取り出してから作業開始です!
①画面を取り出す
画面パーツはネジで固定されています。
iPhoneと言えば本体下部に星ねじが付いているのですが、iPhone 3GSはプラスネジです。
2か所で固定されているので…
どちらのネジも外します。
ネジを外したら…
画面パーツと本体フレームの間にヘラを挿します。
強引に画面を開けようとすると、本体フレームと画面パーツの間のパッキンがボロボロになってしまいます。
なるべく綺麗に開けられるよう、慎重に作業します。
少し持ち上がったらヘラに持ち替え、画面パーツを持ち上げます。
この通り、90度くらいまで画面パーツを開きます。
画面パーツは…
赤丸部分で基板に接続されています。
全部で3本のケーブルが接続されているので…
全て外します。
ケーブルを外すことで…
画面パーツを取り出すことが出来ました。
②基板を取り出す
iPhone 3GSはバッテリーが基板下にセットしされています。
バッテリー交換するには基板を取り出す必要があります。
iPhone 3GSの基板は…
ネジで数か所固定されています。
ネジを全て外します。
ネジ以外にも…
ケーブルが何本か接続されています。
全てのケーブルを外したら…
基板を持ち上げます。
この際、ケーブルがどこかに引っかかっていないか注意が必要です。
基板を取り出したらバッテリーが出てきました。
③バッテリーを取り出す
それでは劣化したバッテリーを取り出します。
粘着剥がしを吹きかけ…
金属製のヘラをバッテリーと本体フレームの間に挿します。
なかなか強力に接着されています。
粘着剥がしを使えば、安全にバッテリーを取り出すことが出来ます。
④起動確認を行う
新品のバッテリーを本体にセットしたら…
基板もセットします。
ケーブルを挟んでいないか確認し、正しい位置にセット出来たら…
ケーブルを接続します。
ネジで基板を固定したら…
画面パーツを接続します。
コネクタを押し込むことで…
この通り接続出来ました。
この段階で一度起動確認を行います。
電源ボタンを長押しすると…
起動してホーム画面まで進みました!
タッチ操作も全く問題なく行えます。
内部データもそのまま残っているようです。
充電器を挿すと雷マークが出て充電残量も増えました。
問題なく使用できそうです。
⑤本体を組み上げる
それではこのまま本体を組み上げます。
画面を角に合わせて閉じます。
グッと押し込むことで…
画面パーツを本体フレームに収めました。
隙間が無いことを確認したら…
下ネジを留めます。
SIMトレイを挿したら…
iPhone 3GSのバッテリー交換修理完了です。
今回ご紹介させて頂いた通り、当店ではiPhone 3GSでも難なく修理出来ます。
リンゴループや全く反応が無いiPhoneも、今回のように起動する例は多いです。
お困りなら、ぜひ修理実績豊富な当店へご相談くださいませ!
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