今回は充電口の経年劣化によって充電器を挿しても充電されなくなってしまったiPad Pro 9.7の修理ご依頼を頂きました。
iPad Pro 9.7の充電口の修理難易度は非常に高いので、ご自身で修理されるのは到底出来ないと思いますが、作業手順を画像付きでご紹介いたします!
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これまでに行った修理についてご紹介します。
2019年06月08日
今回は充電口の経年劣化によって充電器を挿しても充電されなくなってしまったiPad Pro 9.7の修理ご依頼を頂きました。
iPad Pro 9.7の充電口の修理難易度は非常に高いので、ご自身で修理されるのは到底出来ないと思いますが、作業手順を画像付きでご紹介いたします!
まず画面と本体は強く接着されているので、熱で接着を弱めながら分解します。
画面を割らずに、液晶も傷つけずに分解するのは非常に神経を使う大変な作業です。
画面が開くとこんな感じです。
画面パーツのコネクタを止めている銀のプレートを外します。
そして画面パーツも取ってしまいます。
次に基板を覆っている黒いプレートを外します。
ネジが無数にあるので外すのが大変です。。
次に本体上部についているスピーカーを外します。
とんでもなく強く接着されているので、粘着はがしなどが必須です。
無理に剥がそうとするとスピーカーが破損してしまいます。
これでやっと基板を外すことが出来ます。
ここまででもかなり大変な作業ですが、ここからはもっと神経を使うはんだ作業です。
基板裏のこの部分がはんだで止まっています。
はんだを使って剥がさないといけないのですが、この際に「パターン剥離」といって基板側のはんだが付く部分を剥がしてしまうと、何をしても元に戻すことが出来ません。
細心の注意を払って作業を進めます。
充電口パーツの交換が完了し、無事充電出来ることを確認しました。
後は基板を本体に組み上げて作業完了です!
とっても大変な作業なのですが、郵送修理ポストリペアでは修理代12,780円で承っております。
お困りの方はぜひ当店へご相談ください!
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