iPad mini 第5世代のバッテリー交換で消耗が早い症状が改善!寿命でお困りならポストリペアへお任せを!
iPad mini第5世代の電池消耗が早くなった、ということでバッテリー交換ご依頼を頂きました!
1.iPad mini第5世代について
モデル番号:A2124 / A2125 / A2133
発売日:2019年3月29日
発売時本体価格:45,800円~
画面の大きさ:7.9インチ
2.修理費用について
郵送修理ポストリペアでのiPad mini第5世代のバッテリー交換修理料金は以下をご確認ください。
iPad修理料金表
修理費用には消費税・パーツ代・作業代・返却時の送料が含まれています。
iPad mini第5世代は小型で軽量なので持ち運びで使用される方には最適なiPadと言えます。
充電持ちでお困りの場合でも、
バッテリー交換することでまだまだ快適にお使い頂くことが出来ます。
3.修理日数の目安
iPad mini第5世代のバッテリー交換修理の際、お預かりする平均的な日数は1~3日といったところです。
お急ぎの場合は、こちらで受け取ったその日に修理を終えて返送まで可能です。
基本的には受け取った順番に修理対応しておりますので、お急ぎの場合は事前にお知らせ頂ければと思います。
返却は基本的にレターパックプラスにて行っております。
レターパックプラスは速達扱いなので、大体の地域には発送した翌日か翌々日に届くようです。
ただ、iPad mini第5世代にはバッテリーが含まれているので航空便ではなく船便になります。
沖縄や離島の場合はもう少し余分に日数がかかるようです。
4.修理時の注意点
iPad mini 第5世代は画面に温風を当てて、
画面パーツを剥がして分解します。
表面にフィルムが貼ってあるとうまく熱が伝わらないことがあります。
画面をしっかりと温めないと画面を安全に剥がせないので、
場合によっては表面のフィルムを剥がさせて頂くことがあります。
修理後に極力綺麗に貼り直しはしますが、
画面とフィルムの間に気泡や異物が混入する可能性があります。
予めご了承頂ければと思います。
5.ご依頼/ご相談について
iPad mini第5世代のバッテリー交換修理ご依頼頂ける場合、
またはご相談は以下からお問合せください。
iPad mini第5世代の修理に関すること以外にも、
発送方法等、何でも構いませんのでお気軽にご連絡ください。
お返事は土日祝日問わず24時間以内に行います。
お問い合わせ頂いてから24時間お返事が来ない場合は、
当方からの連絡が迷惑メールフォルダに入ってしまっている可能性もあります。
その際はお手数ですが別のアドレスからお問合せ頂くか、
042-851-8317にお電話頂ければ幸いです。
特に3大キャリア(docomo/au/Softbank)のアドレスは弾かれやすいようです。
6.修理風景の紹介
それではiPad mini第5世代のバッテリー交換開始です!
iPad mini5バッテリー交換修理
【使用する工具】
ヒートガン(設定温度250度)
クラフトナイフ(平刃)
プラスネジドライバー
ヘラ
粘着剥がし
分解前に電源を切ります。
iPad mini5は本体上部の電源ボタンを…
画面が真っ暗になって電源がOFFになりました。
それでは分解開始です!
①画面を剥がす
iPad mini5は画面を剥がして分解します。
分解には、画面と本体フレーム部分の粘着を弱めるヒートガンが必須です。
クラフトナイフを挿します。
深く挿し過ぎると液晶が損傷しますし、温め足りなかったらガラスが割れます。
iPadの分解は非常に難易度が高いです。
クラフトナイフを挿して隙間が出来たら…
ピックを挟みます。
ピックも浅く挿すよう注意を払い…
挟んだピックから少し離れた箇所に温風を当てて粘着を弱くします。
ある程度弱まったら…
その部分までピックをスライドさせます。
このように画面と本体部分の粘着を切っていくのですが、割れやすい箇所があります。
それがこの角の部分です。
角は粘着が非常に強力です。
念入りに温風を当ててから…
ピックを進めます。
ちなみに、画面を温め過ぎても液晶が変色します。
iPadの画面は非常に繊細です。
画面一周分の粘着を切ることで…
この通り持ち上げることが出来ました。
②画面を取り出す
画面を持ち上げることで本体内部を確認することが出来ます。
ちなみに、iPad mini5のバッテリー容量は5124mAhです。
当店で使用するバッテリーは互換品ですが、純正品と全く同じ5124mAhです。
当然PSEマークも付いておりますので、品質に関してご安心頂ければと思います。
iPad mini5は赤丸部分に画面パーツのケーブルが付いています。
コネクタは鉄板で固定されており、鉄板はプラスネジ2本で固定されています。
このように持ち上げることで画面パーツのコネクタが見えます。
iPad mini5はこの鉄板を持ち上げることで…
バッテリーコネクタまで外れます。
これで絶縁まで出来ているので安心して作業を行えます。
画面パーツコネクタは赤丸部分の3本です。
それぞれ外していきます。
上に持ち上げて外します。
他のコネクタも同じように…
外す。
これで画面パーツコネクタ合計3本を外すことが出来ました。
3本のケーブルを外したら…
画面パーツを取り出すことが出来ます。
③バッテリーを剥がす
iPadのバッテリーは強力に本体フレームに接着されています。
粘着剥がしは必須と言えます。
無理に剥がすとバッテリーに穴が空いてしまい、最悪の場合発火します。
当店では柔らかい素材のヘラと、粘着剥がしを使用することで安全に取り外すことが出来ます。
粘着剥がしを吹きかけたら…
バッテリーと本体フレームの間にヘラを挿します。
こうして隙間が出来たら…
更に粘着剥がしを吹きかけます。
粘着が弱まったら…
ヘラを更に奥に進めます。
このようにして粘着ある程度切れたら…
このようにバッテリーを持ち上げることが出来ます。
そのまま粘着を剥がすことで…
この通り、本体からバッテリーを取り出すことが出来ました。
④鉄板を剥がす
バッテリーコネクタに付いた鉄板を剥がします。
鉄板とコネクタの間にヘラを入れます。
粘着を切ることで…
この通り鉄板を取り出すことが出来ました。
⑤起動確認をする
それでは、新品のバッテリーへと交換して起動確認を行います。
この際、バッテリーコネクタは付けません。
バッテリーコネクタを接続するのは、画面パーツを付けた後です。
全て接続します。
コネクタを付ける際も注意点があります。
位置がずれた箇所でコネクタを押し込むと、画面側や基板側のコネクタが破損します。
すると当然、画面交換や基板修理が必要となります。
ただコネクタを接続する、という作業にもある程度の技術力が必要なのです。
画面パーツコネクタが接続出来たらバッテリーコネクタを付けます。
電源ボタンを押すと…
しっかりと起動しました!
動作に問題ないことを確認したら本体を組み上げます。
⑥本体を組み上げる
画面パーツコネクタやバッテリーコネクタを固定する…
画面パーツをフレームの角にセットして位置を合わせます。
正しい位置で…
これでiPad mini5のバッテリー交換修理完了です!
バッテリー交換後には充電確認を行います。
充電ケーブルを接続すると…
しっかりと充電反応が出ており、残量が増えていきました。
これでまたこのiPad mini5を快適にお使い頂けます!
今回のように劣化したバッテリーを新品交換することで、
数年使用されている端末でも長時間使用できるよう電池持ちを改善させられます。
電池消耗が早くなったら買い替え、というのではあまりに勿体ないです。
お悩みの際はぜひ郵送修理ポストリペアへご一報くださいませ!
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