当店ではiPadの外カメラ修理も安価で承っております。
今回はiPad mini3の外カメラ交換修理風景を写真付きでご紹介いたします!
目次
外カメラを起動してみると…
WORKS
これまでに行った修理についてご紹介します。
2022年06月08日
当店ではiPadの外カメラ修理も安価で承っております。
今回はiPad mini3の外カメラ交換修理風景を写真付きでご紹介いたします!
目次
外カメラを起動してみると…
この通り、画面が真っ暗になっており撮影することが出来ません。
この症状は決して珍しくありません。
とうとうiPadのカメラが
壊れたようです😭
画面が真っ暗で撮れません😵
落としてないんですけどね🤔— yuu (@yuu66797396) April 9, 2021
iPhoneのカメラ壊れたっぽい?ライトつかないし外カメラが真っ暗なまま
— ミルクティーボーイ(本人) (@milktea_boy75) May 2, 2020
カメラを起動させたら画面が真っ暗、という症状はiPhoneでも定期的にご相談頂きます。
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カメラを確認してみるも…
この通り、外傷は一切ありません。
カメラパーツにも寿命があるのかと思われます。
今回の症状はカメラパーツを交換することでほぼ確実に改善させられることが出来ます。
それでは作業開始です!
iPad mini3外カメラ交換修理
【使用する工具】
ヒートガン(設定温度250度)
クラフトナイフ(平刃)
ピック
ヘラ(プラスチック製)
プラスネジドライバー
ピンセット
粘着テープ
分解前にまずは電源を切ります。
電源ボタンを長押しして…
画面上部に出てくるポップアッツをスライドさせます。
完全に電源が切れたら作業開始です!
iPadの画面は本体フレームに強力に接着されています。
粘着を温風を温めて弱め、慎重に剥がす必要があります。
割らない為には専用のヒートガンが必須です。
iPad mini3の場合は側面の粘着が細くて弱いので、矢印部分に…
温風を当てます。
温風を当てすぎると液晶が変色するので要注意です。
ある程度温めたら…
クラフトナイフを挿します。
クラフトナイフで画面と本体フレームとの間に隙間が出来たら…
ピックを挟みます。
しっかりとピックを挿せたら…
クラフトナイフを抜きます。
ピックから離れた場所に…
温風を当てて粘着を弱めます。
粘着が弱くなった場所まで…
ピックをスライドさせて粘着を切ります。
このように少しずつ少しずつ粘着を切っていきます。
画面一周分の粘着を切り終えたら…
ガラスを持ち上げることが出来ます。
iPad mini3はガラスを持ち上げると…
液晶画面が剥き出しになります。
液晶部分に触れると指紋の跡が残ってしまいます。
指紋の跡は拭き取るのが非常に困難なので、触れないよう要注意です。
iPad mini3は液晶画面の四つ角がネジで固定されています。
全てのネジを外すことで…
液晶画面を持ち上げることが出来ます。
液晶画面はたまに下の銀板にくっついてしまっています。
くっついていると薄いヘラを使って慎重に剥がす必要があります。
iPad mini3の液晶画面の下には銀板があります。
銀板は…
合計7本のプラスネジで固定されています。
初代iPad miniはこの銀板が倍くらいの数のネジで固定されていて外すのが大変でした…。
全てのネジを外します。
ネジを外すことで…
銀板を取り出すことが出来ます。
銀板を取り出すと基板やバッテリーなどがあらわになります。
銀板を取り出したらまずはバッテリーコネクタを抜く作業を行います。
バッテリーコネクタを抜くことで絶縁が出来るので、安心して作業を行うことが出来ます。
iPad mini3のバッテリーコネクタは…
本体下部の小さな銀板で固定されています。
この小さな銀板は4本のネジで固定されています。
ネジの形状は全てプラスです。
ドライバーを使って全て外します。
この4本のネジは…
長さが違うので、どこにどのネジが留まっていたか覚えておく必要があります。
短いネジの箇所に長いネジを留めようとすると基板が破損するので要注意です。
ネジを外すことで…
バッテリーコネクタを固定した小さな銀板を取り出せました。
銀板の下の…
矢印部分がバッテリーコネクタです。
バッテリーコネクタ周辺には無数のiCチップが点在しています。
チップを飛ばしてしまうと充電出来ないなどの故障に繋がります。
最悪の場合、電源が入らなくなるのでここも要注意です。
バッテリーコネクタにプラスチック製のヘラを引っ掛けて…
真上に持ち上げます。
これでバッテリーコネクタを外すことが出来ました。
次に外カメラパーツを取り出す作業です。
外カメラのコネクタも銀板で固定されています。
外カメラの銀板のプラスネジで固定されているので…
ドライバーを使って外します。
ネジを外すことで…
銀板を取り出せます。
これで外カメラのコネクタが剥き出しになりました。
プラスチック製のヘラを引っ掛けて持ち上げることで…
コネクタを外せます。
これだけではカメラパーツを取り出せません。
iPad mini3の場合、カメラパーツが本体フレームに強力に接着されているので…
ヘラを使って粘着を剥がして持ち上げます。
粘着を剥がすことで…
カメラパーツを取り出すことが出来ました。
新品のカメラパーツを…
本体フレームにセットします。
正しい位置に固定したら…
コネクタを基板に接続します。
カメラパーツを接続したら…
次にバッテリーコネクタを接続します。
この段階で動作確認を行います。
電源を入れてカメラを起動します。
すると…
この通り、しっかりと映るように改善しています!
外カメラも内カメラも問題ありませんでした。
このまま本体を組み上げます。
コネクタをカバーしていた銀板を…
ネジ穴を確認しながらセットします。
正しい位置にセット出来たら…
4本のネジを留めます。
次にカメラ部分です。
こちらも同じように銀板をセットして…
ネジ留めします。
本体内部を大部大きな銀板をセットして…
全てのネジを留めます。
液晶画面も位置を合わせて…
4箇所ネジを留めます。
iPad mini3の場合は液晶上に乗ってしまったゴミを綺麗に除去して…
ガラスをしっかりと接着します。
これで外カメラ交換修理完了です!
正常に撮影できるよう改善しています。
今回ご紹介させて頂いたのはiPad mini3でしたら、当店ではiPadほぼ全機種の修理対応可能です。
・カメラが起動しない
・黒い影やモヤが映る
・ピントが合わない
などなど、iPadのカメラの故障でお困りならぜひ当店へご相談くださいませ!
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