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修理実績

これまでに行った修理についてご紹介します。

UMIDIGI BISONが充電出来ない!充電口交換修理でデータそのまま完全復活!

UMIDIGI BISONの充電出来ない症状が充電口交換修理で改善

UMIDIGI BISONが充電出来なくなってしまったとご相談を頂きました。

 

その他スマホ充電口交換修理料金表

 

UMIDIGIは格安スマホメーカーなのですが、今回のように充電出来ない症状でのご相談を多く頂きます。

BISONシリーズは…

UMIDIGI BISONの背面

背面がゴツゴツしている「頑丈なスマホ」といった外装です。

 

実際に格安のタフネススマホとして人気を博しています。

 

それでは作業開始です!

 

UMIDIGI BISON充電口交換修理


【使用する工具】

ヒートガン(設定温度250度)

ピック

クラフトナイフ

プラスネジドライバー

プラスチック製ヘラ

 

作業前に念のため充電確認を行います。

 

充電器を挿すも、全く反応がありませんでした。

 

充電残量が残っている場合は…

電源を切っているUMIDIGI BISON

電源を切ってから作業開始です。

 

 

①画面を剥がす


UMIDIGI BISONは画面側から分解します。

 

タフネススマホだけあって、かなり強力に接着されています。

 

ヒートガンは必須と言えます。

画面に温風を当てているUMIDIGI BISON

温風を当てて画面と本体フレームの接着を弱くします。

 

UMIDIGI BISONは本体フレームがシリコン製なので、温風を当てすぎると変形します。

 

適度に温風を当てたら…

画面と本体フレームの間にクラフトナイフを挿したUMIDIGI BISON

クラフトナイフを挿して画面と本体フレームの間に隙間を作ります。

 

ただ、UMIDIGI BISONはクラフトナイフを挿すだけも相当苦労します。

 

様々な機種の分解経験がないと、画面を壊さずに分解するのは非常に難しいのではないでしょうか。

 

クラフトナイフで出来た隙間に…

画面と本体フレームとの間にピックを挟んだUMIDIGI BISON

ピックを挟みます。

 

ピックを挟めたら…

挿したクラフトナイフを抜いたUMIDIGI BISON

クラフトナイフを抜きます。

 

後はピックから少し離れた場所に…

画面に更に温風を当てているUMIDIGI BISON

ヒートガンで温風を当てては…

挟んだピックをスライドさせているUMIDIGI BISON

その場所までピックをスライドさせて粘着を切る、という作業を繰り返します。

 

粘着がとても固いのでこの作業だけでかなりの時間を要します。

 

画面一周分の粘着を切ることで…

画面を持ち上げているUMIDIGI BISON

このように画面を持ち上げることが出来ました。

 

 

②画面パーツを取り出す


UMIDIGI BISONの画面パーツは…

画面と基板がケーブルで接続されているUMIDIGI BISON

このようにケーブル一本で基板に接続されています。

 

引っ張り過ぎると断線してしまうので要注意です。

 

画面パーツのコネクタは…

画面が基板に接続されているUMIDIGI BISON

赤丸部分の銀板で固定され簡単に外すことが出来なくなっています。

 

銀板は…

画面と基板を接続したコネクタを銀板で固定されているUMIDIGI BISON

プラスネジで固定されています。

 

ドライバーを使って…

画面を固定した銀板のネジを外しているUMIDIGI BISON

ネジを外します。

 

ネジが外れたら…

画面パーツコネクタを固定した銀板を取り出したUMIDIGI BISON

銀板を取り出します。

 

これでコネクタがむき出しになったので…

画面パーツコネクタにプラスチック製のヘラを引っ掛けているUMIDIGI BISON

プラスチック製のヘラを引っ掛けて…

画面パーツコネクタを外したUMIDIGI BISON

外します。

 

このコネクタを外すことで…

画面パーツを取り出したUMIDIGI BISON

画面パーツを本体から取り出すことが出来ます。

 

 

③プレートを取り出す


UMIDIGI BISONは基板がプレートに覆われています。

 

このプレートは…

UMIDIGI BISONの本体内部のネジ

無数のネジで固定されています。

基板を覆ったプレートを固定しているネジはプラスのUMIDIGI BISON

ネジの形状は全てプラスです。

基板を覆ったプレートのネジを外しているUMIDIGI BISON

見えているネジを全て外します。

 

場所によってネジの長さが違うので、どこにどのネジが留まっていたか覚えておく必要があります。

 

ネジを全て外すと…

銀板を持ち上げているUMIDIGI BISON

プレートを持ち上げることが出来ます。

基板を覆ったプレートを外したUMIDIGI BISON

このように取り出せました。

 

これで基板や充電口パーツが確認出来るようになりました。

 

 

④バッテリーコネクタを外す


充電口の作業を行う前にバッテリーコネクタを抜きます。

 

UMIDIGI BISONのバッテリーコネクタは…

UMIDIGI BISONのバッテリーコネクタ

赤丸部分です。

 

このコネクタに…

バッテリーコネクタにプラスチック製のヘラを引っ掛けているUMIDIGI BISON

プラスチック製のヘラを引っ掛けます。

 

このまま上に持ち上げることで…

バッテリーコネクタを外したUMIDIGI BISON

コネクタを外せます。

 

これで作業中にショートすることはありません。

 

 

⑤充電口基板を取り出す


充電口基板は本体最下部に収まっています。

UMIDIGI BISONの充電口基板を固定したネジ

留まっているネジは一本だけです。

 

このネジもプラスドライバーで…

充電口基板を固定したネジを外しているUMIDIGI BISON

外します。

 

サブ基板には…

UMIDIGI BISONの充電口基板にケーブル類が接続されている

合計3か所ケーブルが接続されています。

 

それぞれヘラを使って…

充電口基板に接続されてケーブルを外したUMIDIGI BISON

全て外します。

 

ネジを取ってコネクタを外すことで…

充電口基板を取り出したUMIDIGI BISON

充電口基板を取り出すことが出来ました。

 

 

⑥充電確認を行う


それでは新品の充電口基板へと交換します。

 

ちなみに、当店の充電口基板は今後充電不良の症状が再発しにくいように…

充電口基板をレジンで固定しているUMIDIGI BISON

レジンで強化しています。

 

この新品の充電口基板を…

新品の充電口基板を本体にセットしているUMIDIGI BISON

本体フレームにセットします。

充電口基板の位置を合わせているUMIDIGI BISON

ネジ穴を確認しつつ位置を合わせて…

新品の充電口基板をネジ留めしているUMIDIGI BISON

ネジ留めします。

 

充電口基板を固定出来たら…

充電口基板にケーブル類を接続したUMIDIGI BISON

外したケーブル合計3本を…

充電口基板に外したケーブル類を接続し直したUMIDIGI BISON

全て接続します。

 

充電確認を行うため、簡易的に本体を組み上げます。

 

本体を覆っていたプレートを付けずに…

画面パーツコネクタを基板に接続しようとしているUMIDIGI BISON

画面パーツコネクタの位置を合わせて…

充電口基板をメイン基板を接続するケーブルを接続したUMIDIGI BISON

接続します。

バッテリーコネクタを接続しようとしているUMIDIGI BISON

同じようにバッテリーコネクタの位置も合わせて…

バッテリーコネクタを接続したUMIDIGI BISON

こちらも接続します。

 

これで充電確認を行う準備が整いました。

充電確認を行おうとしているUMIDIGI BISON

Type-Cの充電器を挿してみます。

充電ケーブルを接続したUMIDIGI BISON

接続して少し待っていると…

充電口基板を交換することで充電反応が出るように改善したUMIDIGI BISON

この通り、しっかりと反応が出ました!

 

そしてそのまま放置していると…

充電口基板を交換することで充電が溜まっているUMIDIGI BISON

25%→75%まで順調に増えています!

 

充分確認が出来たのでこのまま本体を組み上げます。

 

 

⑦本体を組み上げる


画面パーツのコネクタを外して…

画面パーツを取り出したUMIDIGI BISON

基板から取り出します。

基板を覆うプレートを本体フレームにセットしたUMIDIGI BISON

基板を覆うプレートをセットしてネジ穴を確認しながら位置を調整します。

 

正しい位置にセット出来たら…

基板を覆うプレートをネジ留めしているUMIDIGI BISON

ネジ留めして固定します。

画面パーツコネクタを基板に接続したUMIDIGI BISON

画面パーツコネクタを接続して…

画面パーツコネクタを固定する銀板をセットしたUMIDIGI BISON

コネクタを固定する銀板をセットします。

画面パーツコネクタを固定する銀板をネジ留めしているUMIDIGI BISON

銀板はネジでしっかりと固定します。

 

これで本体内部の作業は完了です。

画面パーツを本体フレームにセットしたUMIDIGI BISON

画面を本体フレームにセットして…

画面パーツを本体フレームに接着しているUMIDIGI BISON

新品の粘着テープで接着します。

 

本体の組み上げが完了したので動作確認を行います。

 

電源ボタンを長押しして…

充電口基板交換後に起動確認を行っているUMIDIGI BISON

起動確認を行います。

 

正常にホーム画面まで進みました。

 

充電器を挿すと…

充電口基板交換修理が終わって充電出来ない症状が改善したUMIDIGI BISON

この通り、しっかりと反応しています。

 

これでUMIDIGI BISONの充電口交換修理完了です!

 

郵送修理ポストリペアではUMIDIGIの充電出来ない症状の修理ご依頼を非常に多く頂いております。

 

今回のような分解が難しい機種でも承れますので、充電不良でお困りの際はいつでもご連絡くださいませ!

 

 

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