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AQUOS R2のバッテリー交換!膨張してハマグリ化も安価で改善!

AQUOS R2(SH-03K/SHV42/706SH)のバッテリーが膨張してしまった、ということで度々ご相談を頂きます。

 

今回お送り頂いたAQUOS R2は…

バッテリー膨張によって背面パネルが大きく浮き上がっている状態でした。

 

通称”ハマグリ化”と呼ばれる状態ですが、バッテリーさえ交換すればまだまだお使い頂くことが出来ます。

充電口側からみるとこのように左側が浮いているのがお分かり頂けるかと思います。

 

そしてさらに…

本体上部ではなく本体下部のみ浮いています。

 

AQUOS R2の場合は左下辺りにバッテリーが収まっているのでこのような浮き方になります。

 

同じ箇所が浮いていたらほぼ間違いなくバッテリー膨張です。

 

それでは今回はAQUOS R2のバッテリー交換手順を写真付きで解説いたします!

 

AQUOS R2バッテリー交換


【使用する工具】

ヒートガン(設定温度250度)

ピック

プラスネジドライバー

ヘラ

 

まずは作業前に電源を切ります。

 

電源ボタンを長押しすると…

このようにポップアップが出てきます。

上部の「電源を切る」をタップします。

 

すると画面が自動的に切り替わり…

シャットダウンさせることが出来ます。

 

完全に電源が切れたら作業開始です!

 

 

①背面パネルを剥がす


まずは背面パネルを剥がす作業です。

 

今回のように背面パネルがすでに浮いている場合は…

ヒートガンを使わずにある程度ピックで粘着を剥がします。

 

無理に粘着を剥がそうとすると背面パネルが割れるので要注意です。

 

ピックに強い抵抗を感じたら…

ヒートガンで温風を当てて粘着を弱めます。

そして粘着が弱った箇所までピックを進める、という作業を繰り返します。

 

本体一周分の粘着を剥がせたら…

背面パネルを持ち上げます。

粘着を剥がすことで背面パネルを取り出すことが出来ました!

 

 

②バッテリーを取り出す


次は膨張したバッテリーを取り出す作業です。

AQUOS R2は本体上に基板、中間部にバッテリー、下部に充電口、という構造になっています。

 

バッテリーコネクタを外すには基板を保護したプラスチックパーツを剥がす必要があります。

プラスチックパーツは全部で6か所のネジで本体に固定されています。

ネジの形状は一般的なプラスです。

ドライバーを使って全てのネジを外します。

 

ネジを外し終えたら…

プラスチックパーツとフレームの間にヘラを挿します。

 

ヘラを深く挿し過ぎると基板を損傷させてしまいます。

 

浅く挿すよう注意します。

 

プラスチックパーツのツメを外せたら…

このように持ち上げることが出来ます。

プラスチックパーツを剥がしたら赤丸部分のバッテリーコネクタが出てきます。

 

バッテリーコネクタを外したいので…

プラスチック製のヘラを引っ掛けます。

 

そのまま持ち上げることで…

安全にバッテリーコネクタを外すことが出来ます。

AQUOS R2のバッテリーは全部で3か所のシールで固定されています。

 

ピンセットやツメを使って…

バッテリー固定シールを剥がします。

 

これでバッテリーが固定されていない状態になりました。

膨張したバッテリーでも安全に取り出すことが出来ます。

 

膨張したバッテリーと通常のバッテリーを比較してみます。

 

横に並べてみると…

倍以上厚みに違いがあります。

 

あれだけ背面パネルが浮いてしまうのも納得です。

 

 

③本体を組み上げる


膨張したバッテリーを取り出せたら…

新品のバッテリーをセットします。

 

バッテリー固定シールを挟まないよう注意です。

 

正しい位置にセット出来たら…

バッテリーシールで固定します。

バッテリーコネクタを基板に接続したら起動するか確認を行います。

 

電源ボタンを長押しすると…

この通り、無事起動しました!

 

動作が正常であることを確認したら本体を組み上げます。

基板を覆っていたプラスチックパーツをセットします。

 

正しい位置にセット出来たら…

上から押しこみます。

 

ツメがパチッと鳴ったら固定が出来ています。

 

念のためネジ穴がズレていないことを確認したら…

ネジを留めて固定します。

 

これで本体内の作業は終わりました。

 

背面パネルと本体フレームの粘着テープを貼り直して…

背面パネルをセットします。

 

角に合わせてズレていないか確認し…

上から押さえて接着します。

 

接着後、本体を横から確認してみると…

あれだけ浮いていた背面パネルがぴったりと本体フレームにくっついています!

こちら側から見てもこの通り!

 

隙間が無くなることで本体内部に異物が入って故障する不安が解消されました。

これでAQUOS R2のバッテリー交換作業完了です。

バッテリー交換後はこのように充電器を挿してしっかりと充電が溜まることも確認しています。

 

以上がAQUOS R2のバッテリー交換作業です。

 

郵送修理ポストリペアならAQUOS PHONEのバッテリー新品交換作業も幅広く承っております。

 

同じような状態でお困りの際はいつでも当店へご連絡くださいませ!

 

 

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