「タブレットの充電ができない」というご相談は非常に多く頂きます。
充電ができないといっても様々な状態がございます。
例えば…
・充電器を傾ければ充電反応はある
・充電反応はあるものの充電残量が増えない
・充電器を挿しても全く充電が溜まらない
そこで今回は充電不調の原因、対処法について解説いたします!
目次 |
|
COLUMN
マメ知識や分解方法、お知らせ等の情報を随時発信しています!
2023年10月27日
「タブレットの充電ができない」というご相談は非常に多く頂きます。
充電ができないといっても様々な状態がございます。
例えば…
・充電器を傾ければ充電反応はある
・充電反応はあるものの充電残量が増えない
・充電器を挿しても全く充電が溜まらない
そこで今回は充電不調の原因、対処法について解説いたします!
目次 |
|
1-1.ケーブルが断線している |
充電ケーブルを長年使用していると、どうしても痛んで断線してしまいます。
特に根元が断線しやすく、表面が破れて内部の線が見えている、という方も少なくないのではないでしょうか。
また、見た目では断線していなくても、内部の線だけ切れているという例もあります。
同じケーブルを違うタブレットに挿しても充電できない場合、ケーブル断線の可能性が考えられます。
1-2.純正ではない充電ケーブルを使用している |
機種によって適した電圧・電流があるので、タブレットと同じメーカーの充電ケーブルを使った方が良いとされています。
また、OSのバージョンによっては純正か、それに近い質のケーブルしか充電できない、ということもあります。
例えば、ライトニングコネクタの片面でしか充電できない形状のケーブルだと反応しない、というご相談を頂いたことがあります。
上記の例は純正ケーブルに替えることによって充電できるようになりました。
1-3.充電器の先端が変形している |
ケーブルは断線していない、そしてしっかりと純正なのに反応しない、という場合、充電ケーブルの先端に問題があることもあります。
ふとしたきっかけで充電ケーブルの先端が曲がってしまったり、変形してしまいます。
例えば、Type-Cは楕円形ですが、踏んでしまって歪な形になっている場合があります。
先端が故障している充電ケーブルを使用すると本体側も壊してしまうので要注意です。
2-1.スマホ用を使用している |
タブレット用ACアダプタとスマホ用ACアダプタは電圧が違います。
基本的に、スマホ用ACアダプタはタブレット用ACアダプタより電圧・電流が弱いです。
なのでスマホ用ACアダプタを使ってタブレットを充電しようとしても反応しない、反応しても充電速度が遅いです。
逆に電圧・電流が強すぎても本体に負荷がかかるので、お持ちのタブレットに対応しているACアダプタをお使いください。
2-2.経年劣化によって通電しなくなっている |
ACアダプタは充電ケーブルと違って故障が目に見えて分かりません。
コンセントの差込部分が変形しているのならまだしも、内部パーツの故障はプロが見ても分かりません。
ACアダプタは充電ケーブルに比べると耐久年数は非常に長いです。
そんなACアダプタでも壊れる時は壊れます。
充電ケーブルを替えても充電できない場合、ACアダプタも疑って交換を試してみてください。
2-3.たこ足配線に挿している |
ACアダプタを壁のコンセントに挿さずに、たこ足に挿している方も多いかと思います。
たこ足は別の機器に電気が分散されるので、タブレットの充電に十分な電圧・電流が供給されなくなることがあります。
または充電速度が非常に遅くなってしまいます。
たこ足配線ではなく、コンセントに直性ACアダプタを挿して充電を試してみてください。
3-1.充電口の故障 |
タブレットが充電できない症状でご依頼頂いて、故障している例が最も多いのが充電口です。
以下の症状の場合、充電口が故障している可能性が高いです。
・充電ケーブルを挿した際充電反応が出る時と出ない時がある
・充電口内部の端子が変形している
・電源は入るものの充電反応がない
多くの方が、ほぼ毎日充電ケーブルの抜き差しを行うかと思います。
充電ケーブルの抜き差しによって充電口の表面が摩耗し、やがて充電反応が鈍くなったり反応が無くなったりします。
また、近年Amazonなどで出回っている安価なタブレットは充電口と基板のはんだ付けが十分でないものがあります。
はんだ付けが弱いと「はんだクラック」と呼ばれる、はんだと基板との間にひび割れができやすいです。
ご相談頂いた方の中には「半年で充電不可になった」という例もありました。
郵送修理ポストリペアならタブレットの充電口修理実績が豊富にございます。
【ALLDOCUBEのUSB修理】KPadの充電口交換で充電異常が改善!
geaneeのタブレット修理!充電できない状態も充電口のはんだ作業でデータそのまま復活!
VANKYO MatrixPadの充電口修理!充電できない症状がパーツ交換で改善!
メーカー修理だとデータが消えてしまったり、長期間かかる例が多いので注意が必要です。
当店ですと短期間・安価で修理を承っており、データが消える心配がありません!
3-2.バッテリーの故障 |
タブレットに搭載されているのはリチウムイオンバッテリーという、繰り返し充電可能なバッテリーが採用されています。
繰り返し充電可能といっても、もちろん寿命があります。
バッテリーは消耗品です。
長年使用していると劣化してしまいます。
劣化が進むと正常に充電が溜まらなくなります。
以下の症状の場合、バッテリー交換で改善する可能性が高いです。
・満充電にしても短時間で充電が無くなる
・充電反応はあるのに残量が増えない
・どれだけ充電しても「要充電」マークが表示されるだけで起動しない
郵送修理ポストリペアならタブレットのバッテリー交換実績も豊富にございます。
ALLDOCUBE iPlay40のバッテリー交換!膨張による画面浮きが改善!
Lenovo IdeaPad Duet Chromebookのバッテリー交換!膨張による画面浮きが安価で改善!
YOGA BOOK(YB1-X91F/YB1-X90F/L)のバッテリー交換修理!膨張でキーボードが浮いている症状も改善!
端末を買い替えるとそれなりの出費になります。
当店のバッテリー交換ならその痛い出費を大幅に抑えることが出来ます!
データも消えないのでバックアップや復元も不要です。
充電口と同様に、バッテリー劣化でお困りの際もいつでもご相談ください!
3-3.基板の故障 |
充電できない症状が、充電口やバッテリーの交換で改善しない例もございます。
それが「基板が故障」している場合です。
基板とは人間でいうと「脳みそ」にあたる部分です。
基板が全ての動作の制御を行っており、この「基板」なしではタブレットは作動しません。
基板には無数の「iCチップ」があり、一つ一つに役割があります。
充電を制御するiCチップが故障してしまうと正常に充電できなくなります。
また、電源制御系のiCチップが故障することでそもそも起動しなくなる、という例も少なくありません。
基板故障の場合、メーカー修理の場合はほぼ確実に「基板交換」対応となります。
データが何も入っていない基板へ交換されるので、当然、内部の設定もデータも全て消えてしまいます。
その点、郵送修理ポストリペアの基板修理なら問題が起こっているiCチップを交換するだけで、基板そのものを交換するわけではありません。
なので復旧できた場合は内部データは全て残っています!
タブレットの基板修理まで出来るお店は全国でも限られています。
内部データを残したままタブレットの基板修理がしたい!という方はぜひ当店へご連絡ください!
4-1.充電方法を見直す |
充電口に負荷がかかることで充電口が故障する例が多いです。
そこで気を付けるべきは充電方法です。
例えば…
・充電中は本体を動かさない
・充電ケーブルを抜く際に上下左右に揺らさずに真っすぐ引き抜く
上記の2点に気を付けるだけで充電口への負荷が軽減します。
4-2.充電不調が起こりにくいケーブルを使用する |
マグネット式の充電ケーブルをご存じでしょうか?
本体側の充電口にソケットを装着し、以降挿したままにしておきます。
充電ケーブルの先端はマグネット式になっており、本体側に挿しているソケットにパチッとくっつけるだけで充電できる、という優れものです。
これなら充電ケーブルを抜き挿ししないので充電口の故障が非常に起こりにくいです!
充電口の故障を繰り返してしまう方にお勧めしています。
4-3.定期的にケーブルやACアダプタを買い替える |
充電ケーブルやACアダプタが故障してしまうと、本体側にも悪影響を与えます。
充電口や基板の故障に繋がるので、故障しかかっている充電ケーブルやACアダプタの使用は控えた方が無難です。
充電反応が悪かったり、充電の不調を感じられたら早々に充電ケーブルやACアダプタの買い替えをお勧めします。
そうすることで端末の故障を防ぎ、出費を最小限に抑えられるかも知れません。
4-4.水・液体に気を付ける |
タブレットをお風呂に持って入ってしようする方も多いかと思います。
・水に浸けなければ大丈夫!
・防水ケースに入れているから安心!
と思われるかも知れませんが、そんなことはありません。
水に浸けなくても、防水ケースに入れていても、状況によっては端末内や充電口は結露します。
結露している、充電口に少量でも液体が付いている状態で充電器を接続すると、充電口がショートして充電できなくなります。
最悪の場合発火する恐れもあるので、充電口の水濡れには要注意です!
以上の通り、タブレットが充電できない、という症状にも様々な原因があることがお分かり頂けたかと思います。
iPad、Androidタブレットと、お持ちの機種によって修理費用や修理方法は大きく異なります。
・メーカーでの修理費用が高くて困っている
・データを残したまま修理がしたい
・どこの修理店でも修理を断られてしまった
という方は、ぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
関連記事はこちら
【中華タブレット修理】Meize K105の充電口故障で充電出来ない症状が改善!写真付きで手順を解説!
修理のご依頼はこちら!
スマホ・タブレット・ガラケーなど様々な端末を安く早く安全に修正いたします!