当店は郵送専門の修理店なので、何らかの方法でご郵送頂く必要があります。
そこでよく頂く質問が「おススメの郵送方法」です。
当店がおススメしている郵送方法は「レターパックプラス」です。
今回はレターパックプラスとライトの違いなど、レターパックについて徹底的に解説していきます!
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2021年02月09日
当店は郵送専門の修理店なので、何らかの方法でご郵送頂く必要があります。
そこでよく頂く質問が「おススメの郵送方法」です。
当店がおススメしている郵送方法は「レターパックプラス」です。
今回はレターパックプラスとライトの違いなど、レターパックについて徹底的に解説していきます!
レターパックには赤色の「レターパックプラス」と青色の「レターパックライト」があります。
それらの大きな違いを以下にまとめました。
レターパックプラスとレターパックライトの違い
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レターパックプラス
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レターパックライト
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料金
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520円(税込)
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370円(税込)
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郵送日数
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概ね速達と同じ
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概ね速達と同じ
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厚み制限
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なし
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3cmまで
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重さ制限
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4kgまで
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4kgまで
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お渡し方法
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対面渡し・宅配ボックス
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ポスト投函
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追跡
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あり
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あり
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損害補償
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なし
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なし
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集荷
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可
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不可
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それぞれ詳しく解説します。
【料金】
レターパックが発売されたのは2010年4月です。
当初はプラス/ライトという名前ではなく、料金通りレターパック500/レターパック350という名称でした。
その名の通り、今でいうレターパックプラスは500円、レターパックライトは350円で販売されていました。
その後、2度値上げされています。
値上げされた理由は2度とも消費税増税です。
まず1回目は消費税5%→8%に増税された2014年4月です。
レターパックプラスは500円→510円に、レターパックライトは350円→360円となりました。
さらに2019年10月に消費税8%→10%に増税されました。
これによりレターパックプラスは510円→520円に、レターパックライトは360円→370円となっています。
2020年2月1日現在、レターパックプラスは520円、レターパックライトは370円で販売されています。
全国どこに送るにしても料金は一律です。
沖縄・北海道・どこかの離島に送るにも料金一律というのは非常にありがたいですね。
【郵送日数】
レターパックプラス/ライトの配送日数は速達とほぼ同じです。
送る物にもよりますが、速達やゆうパックともさほど変わりません。
郵送日数はこちらから調べることが出来ます。
大体の場所が1~2日で郵送物が届くようです。
ただご注意頂きたいのが、スマホやタブレットのようなリチウムイオンバッテリーを搭載した端末は空輸が制限されています。
陸送扱いになるので、遠方だと+1日以上かかることがあるようです。
実際に当店からスマホやタブレットを発送した際のお届け日数は以下の通りです。
本州・四国までは翌日、北海道や九州には翌々日には到着しているようです。
沖縄への返送はもう少しお時間がかかるかもしれません。
いずれにせよ、ほぼ最短日数で届けてもらえることがお分かり頂けるかと思います。
郵送日数の面でもレターパックプラス/ライトはかなり優秀です。
【厚み制限】
レターパックライトは3cm、レターパックプラスは無制限となっています。
レターパックライトの厚み制限が3cmというのは、お届け方法がポスト投函だからです。
ポスト投函できる限界の厚みが3cm、ということですね。
レターパックプラス/ライトには折り目がついており、箱のように組み立てられるようになっています。
折り目に沿って組み立てることで梱包して厚みがある状態でも綺麗に収めることが出来ます。
レターパックプラスはどれだけ頑丈に梱包してかなりの厚みになっても、しっかりと閉じられれば発送出来ます。
これは実際に当店に届いたレターパックプラスです。
厚みが5cm以上あっても問題なく送れます。
また、レターパックプラスは折り方によっては60サイズの箱並みの体積になります。
今更かもしれんけど、レターパック510を箱形にする思い切ったやり方が郵便局にあって衝撃を受けた。ゆうパック最小サイズより一回り小さい箱になってた!これ使えるわ・・・。封筒の紙が破れなければ・・・。 pic.twitter.com/dBjnbAtbFB
— らんちぇ (@lunch5618) December 17, 2016
上記の方法は郵便局によっては受付てくれない場合があるので事前確認をお勧めします。
加工もうだめなんだ pic.twitter.com/PrWBVeIXz8
— るるんぺ@せどり道民 (@LULUNPE) June 29, 2020
個人的には3cmを少し超える程度の梱包で充分だと思います。
【重さ制限】
レターパックプラス/ライトともに4kgとなっています。
イメージしやすいのはiPadでしょうか。
歴代iPadの重さは一覧は以下の通りです。
Wi-Fiモデルとcellularモデルで重さは異なりますので、Wi-Fi / cellularの順で明記しています。
機種名 |
重さ Wi-Fi / cellular |
初代iPad
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680g / 730g
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iPad2
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601g / 613g
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iPad3
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652g / 662g
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iPad4
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652g / 662g
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iPad第5世代
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469g / 478g
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iPad第6世代
|
469g / 478g
|
iPad第7世代
|
483g / 493g
|
iPad第8世代
|
490g / 495g
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iPad Air
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469g / 478g
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iPad Air2
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437g / 444g
|
iPad Air第3世代
|
456g / 464g
|
iPad Air第4世代
|
458g / 460g
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初代iPad mini
|
308g / 312g
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iPad mini2
|
331g / 341g
|
iPad mini3
|
331g / 341g
|
iPad mini4
|
298g / 304g
|
iPad mini第5世代
|
300.5g / 308.2g
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iPad Pro 9.7
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437g / 444g
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iPad Pro 10.5
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469g / 477g
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iPad Pro 11 第1世代
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468g / 468g
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iPad Pro 11 第2世代
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471g / 473g
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iPad Pro 12.9 第1世代
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713g / 723g
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iPad Pro 12.9 第2世代
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677g / 692g
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iPad Pro 12.9 第3世代
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631g / 633g
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iPad Pro 12.9 第4世代
|
641g / 643g
|
最も重たいiPad Pro 12.9 第1世代でも723gです。
レターパックの重さ制限4kgは最も重いiPadを5台入れてもまだ400g程度余裕がある、ということです。
端末を入れて入念に梱包しても4kgの制限を超えることはなさそうですね。
【お渡し方法】
レターパックプラスは基本的には対面渡しです。
郵便局員さんが直接受取人様に署名or捺印をもらってお渡しなのでポスト投函ではありません。
また、品名の欄に「宅配ボックス希望」と記入すれば、対面渡しではなく宅配ボックスにお届けすることも可能です。
それに対してレターパックライトは基本的にはポスト投函です。
たまたま同じタイミングでゆうパックなどの対面渡しの郵送物があれば一緒に持ってきてくれることもありますが、このパターンはかなり稀ですね。
当店がレターパックライトではなくレターパックプラスを使うのは、この違いがあるからです。
近年、スマートフォンやタブレットの本体価格は右肩上がりで、今では10万円超えが当たり前になりました。
そんな高価な物をポスト投函となるとかなり不安に感じられると思います。
対面渡しのレターパックプラスなら紛失な当店の心配がありません!
この点も大きな安心感がありますね。
【追跡】
郵便物の多くが、今どの地点まで送られているのか追跡することが出来ます。
レターパックプラス/ライトも1つ1つに16桁の追跡番号がふられており、以下のURLから調べることが出来ます!
個別番号検索(https://trackings.post.japanpost.jp/services/srv/search/input)
実際に追跡番号を入力して調べてみます。
追跡番号を検索して得られる情報は以下の通りです。
①いつ集荷されたか
②どこで集荷されたか
③今どこにあるのか
④お届け予定日
⑤集荷された郵便局の電話番号
⑥お届けする郵便局の電話番号
必要な情報が全て網羅されています。
仮に郵便物が届かない場合など、郵便局に問い合わせる際に必要になるので追跡番号は必ず記録しておいた方が良いです。
と言っても、当店ではレターパックプラスでの発送・受け取りが累計1万件はありますが、今までに紛失した例は1件もありません。
【損害補償】
レターパックの数少ない欠点と言えば損害補償です。
レターパックプラスにもレターパックライトにも損害補償が付いていません。
つまり輸送中に品物が壊れてしまっても郵便局に責任を問うことが出来ません。
これを理由にレターパックプラスを敬遠される方は極々稀にいらっしゃいます。
ただ、先述した通り当店ではレターパックプラスでの発送・受け取りが累計1万件以上ありますが、その内輸送中に破損してしまった例はただの1度もございませんでした。
つまりレターパックプラスでの輸送物が破損してしまう確率は0.01%以下ということになります。
中には梱包材を一切使わずiPad本体のみレターパックプラスに入れて送って来られる例もありましたが、それでも破損していませんでした。
当店から返送する際は梱包材+段ボールの板で補強しますので相当な何かが起こらない限り破損することはありません。
どうかご安心頂ければと思います。
【集荷】
このご時世にあまり外に出たくない、という方は多いと思います。
そんな時に非常に助かるのが「集荷サービス」です!
近くの郵便局に電話もしくはインターネットから申し込めば、郵便局員さんが荷物も取りに来てくれるので外出することなく発送することが出来ます!
この集荷サービスは無料で、法人だけでなく個人の場合でも依頼することが出来ます!
申し込む時間によって指定できる集荷時間は異なります。
例えば東京23区の場合は以下の通りです。
①7時までの申し込み
当日の8~13時、13~15時、15~17時、17~19時、翌日以降のいずれかの時間帯
②7~12時までの申し込み
当日の13~15時、15~17時、17~19時、翌日以降のいずれかの時間帯
③12~14時までの申し込み
当日の15~17時、17~19時、翌日以降のいずれかの時間帯
④14~16時までの申し込み
当日の17~19時、翌日以降のいずれかの時間帯
また、レターパックプラス/ライトは購入した時点で送料の支払いは完了しているので、ポスト投函でも発送可能です。
郵便局は時間帯によっては混雑していますが、レターパックは集荷やポスト投函により密を避けて安全に発送することが出来ます!
以上がレターパックプラス/ライトの違いです。
送料の割にかなり優秀な発送方法だということがお分かり頂けたかと思います。
レターパックプラス/ライトは郵便局で購入できますが、それ以外の場所でも販売されているのをご存じでしょうか?
安く購入する方法もご紹介いたしますのでぜひ以下の項目にもお目通し頂ければと思います。
【販売場所】
レターパックプラス/レターパックライトを購入するにあたって、近くに郵便局がない!という方もご安心ください。
郵便局以外にもレターパックを販売している場所は多数ございます。
①コンビニ
・ローソン
・ミニストップ
・デイリーヤマザキ
・セイコーマート
・セブンイレブン(一部店舗)
・ファミリーマート(一部店舗)
コンビニは地域によって取り扱い商品が違うので、必ず販売しているわけではありません。
ただ、ローソンは郵便局と業務提携しているので販売している可能性が高いです。
セブンイレブンやファミリーマートなどはごく一部の店舗でしか販売していないようです。
②金券ショップ
切符や入場券などの買取・販売している金券ショップでもレターパックは販売されています。
しかも通常より安く購入することが出来ます!
例えば当店の近くの金券ショップならレターパックプラスが500円で購入することが出来ます!
1枚に付き20円も安く購入できるので、毎日大量に使用する当店は非常にお世話になっています。
アクセスチケットや大黒屋など、大手金券ショップならほぼどの店舗も取り扱っているようです。
③インターネット
・郵便局のオンラインストア
・金券ショップのオンラインストア
・Amazonや楽天などのオンラインストア
・ヤフオクやメルカリなどのフリマサイト
店舗に出向かなくてもインターネットで購入することも出来ます。
この際の注意点は送料です。
○○円以上は送料無料や、定価でも送料込みというところが探せばありますが、送料を入れたら通常料金より高くなる場合があります。
【まとめ】
レターパックプラス/ライトは一見色が違うだけなのですが、様々な違いがあるのがお分かり頂けたかと思います。
ほぼワンコインで全国どこにでも発送ができ、十分な梱包が出来て、対面渡しで安心安全なレターパックプラスは当店一押しの発送方法です!
当店へ端末をお送り頂く際に発送方法に迷われましたら、ぜひレターパックプラスをお使いくださいませ!
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