スマホのバッテリー経年劣化で起こる症状と交換時期の目安を修理店スタッフが実例を紹介しながら解説!
バッテリーに寿命はある?
充電式のバッテリーには寿命があります。
何度も繰り返し充電することによって年々使用時間は短くなってしまいます。
これはどれだけ大切にスマホやタブレットを使用していても仕方のないことで、防ぎようがありません。
でも実際にバッテリーを交換するのは何を基準にすればいいのか分からない、という方は多いかと思います。
アプリや設定からバッテリー診断することは出来ますが、あくまで参考程度といったところです。
そこで今回はスマホやタブレットのバッテリーが劣化してくるとどのような症状が起こるのか?ということを段階的に解説します!
また、いつくらいが交換の目安なのかをご紹介いたします!
①使用時間が短くなる
まずは「使用時間が短くなった」というのがバッテリー劣化を感じる症状かと思います。
購入当初は3日くらい充電せずに使用できたのに今では夕方まで持てば良い方だ、という具合に徐々に使用時間は短くなってしまいます。
一般的にはバッテリー交換時期は2年などと言われていますが、実際にはどれだけ我慢できるかによって交換目安は大きく変わります。
例えば、家でも職場でも常に充電できる環境にある、という方はそもそも充電持ちが悪くても致命的に困ることはなさそうですよね。
逆に、営業などで1日中外を歩き回る、という方はスマホの充電持ちが良くないと仕事に支障が出そうですよね。
このように、使用者によってバッテリー交換目安は変わります。
ですので、○年経ったからバッテリー交換が必要だ、ということはありません。
②突然電源が落ちる
バッテリー劣化が進むと充電残量がまだあるのに突然電源が落ちてしまう、という症状が頻発するようになります。
最初は1%まで充電を使い切れず、3%位で電源が落ちるという軽い症状です。
それが徐々に悪化していって、例えば30%くらいまで減ると電源が落ちるなど明らかな異常が起こり始めます。
そして電源が落ちたからと充電器を挿すと充電は30%と表示されるなど、よくご相談を頂く症状です。
特に冬場に本体が冷えるとこの症状が起こることが多いので、冬場はバッテリー交換ご依頼を多く頂きます。
このような症状が出始めると日常生活に使用が出ます。
当店ではこの電源が突然落ちるという症状が出始めたら交換時期だと考えております。
充電器を接続した状態なら通常通り使用できるので、ポータブル充電器を繋いだまま使用されている方もいらっしゃるようです。
しかし充電しながら使用するととんでもない症状が起こります!
次の項目で解説します!
③バッテリーが膨張する
バッテリー劣化の最終的な状態のバッテリー膨張!
通称「ハマグリ化」ですね。
スマホやタブレットを充電しながら長期間使用していると起こることが多いです
iPhoneはiPhoneX/8/8Plusからワイヤレスに対応しました。
そこで購入したiPhoneXを自宅でも職場でも使用していない間はずっとワイヤレス充電器の上に置いている、という方がいらっしゃいました。
その結果、なんと購入からたった半年でバッテリーが膨張してしまったのです!
バッテリーの寿命を長持ちさせたからった極力充電回数を減らすよう気を付けなければなりません。
④電源が入らなくなる
バッテリー劣化が進むと最終的には電源が入らなくなってしまいます。
充電器を繋ぐとバッテリーマークは表示されるものの、一晩おいても電源が入らない!というご依頼もよく頂きます。
バッテリーに充電が溜められない状態になってしまっているんです。
こうなると自力でどうこうすることは出来ません。
ただ、この場合でもバッテリーさえ交換すればまた電源が入るようになります。
データバックアップを取っていなくてとても困っている、という方はぜひバッテリー交換ご依頼を頂ければと思います。
最後に
今回はバッテリー劣化で起こる症状を段階的に解説させて頂きました。
同じスマホ/タブレットでも使い方によってバッテリー劣化の仕方は大きく変わってきます。
充電回数を少なるすればバッテリーの寿命を長く保つことが出来ますが、スマホやタブレットでゲームをしたり動画を観ることが多い方はなかなかそうもいきませんよね?
配送修理ポストリペアならスマートフォンやタブレットのバッテリー交換修理を非常に幅広く承っております。
配送専門にすることによって他店より安価に価格設定しておりますので、バッテリー劣化でお困りの際はぜひ当店へお任せください!