iPadが水濡れしてしまったと修理ご依頼を頂くことは度々ございます。
郵送修理ポストリペアでは初代iPadから最新機種まで水没復旧作業の対応が可能です。
それでは今回はiPadの水没復旧作業について解説いたします。
iPadの水没復旧作業について
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2023年05月30日
iPadが水濡れしてしまったと修理ご依頼を頂くことは度々ございます。
郵送修理ポストリペアでは初代iPadから最新機種まで水没復旧作業の対応が可能です。
それでは今回はiPadの水没復旧作業について解説いたします。
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水没復旧作業といっても様々な工程がございます。
段階的に作業を行うのですが、
最初にお伝えしていた費用より高額になる場合必ずお客様にどこまで作業を行うか確認します。
勝手に作業を進めて高額な修理費用を請求する、ということはありませんのでどうかご安心ください。
1-1.内部洗浄+乾燥 |
まず行うのは内部の洗浄と乾燥作業です。
水没すると基板やコネクタ類が腐食していることが多いです。
腐食部分は正常に通電しないので、起動不良やその他動作異常が起こります。
なのでまずはiPadを分解してメイン基板を取り出します。
メイン基板の裏表の表面上の腐食を除去し、その後専用の超音波洗浄器にて徹底的にクリーニングを行います。
パーツ側のコネクタも洗浄液や錆び取りを使ってクリーニングします。
その後iPad内部や基板に2時間ほど風を当て続けて徹底的に乾燥させます。
しっかりと乾燥出来たことを確認したら本体を組み上げます。
そして起動するか確認を行い、起動出来たら動作確認を行います。
1-2.パーツ交換 |
内部洗浄+乾燥作業で復旧出来なかった、または復旧しても動作に異常がある場合、
次に試すのはパーツの仮付けです。
バッテリーや液晶画面、充電口や電源ボタンなど交換可能なパーツを仮付けします。
パーツ交換することで電源が入るか、不具合が改善するかなど確認する作業です。
それで復旧したり不具合が改善した場合、交換するパーツに応じて修理費用が変動します。
修理費用が算出出来たらお客様に連絡し、パーツ交換まで進めるか確認します。
1-3.基板修理 |
もしパーツ交換しても復旧しない、またはパーツ交換しても不具合が改善しない場合、
原因はパーツではなくメイン基板の故障によるものです。
基板上のiCチップやコネクタが故障することで上記の状態になっているのですが、
故障箇所の特定と該当箇所の修理を行うのが基板修理です。
基板修理を行うには非常に高度な技術力と知識が必要です。
なので高額かつ長期間要する修理店が多かったり、
そもそも受付すらしていないお店が大半です。
そんな中、郵送修理ポストリペアなら安価で短期間、
そして高い復旧率を誇っているので同業者様からも多くのご依頼を頂きます。
洗浄とパーツ交換までしかできない修理店に依頼すると、
いざ基板修理が必要な際はまた別の修理店を探す必要があります。
その点、当店なら全ての作業を請け負うことが出来ますので、
余分に作業費用等が掛かることもありません!
iPadを水没させてしまうシチュエーションは以下の例が多いです。
2-1.ジュースなどで水没 |
最近ではお子様のおもちゃにiPadを購入される方も多いです。
・飲み物をiPadの上にこぼしてしまった、
・うどんやラーメンの容器に落としてしまった
というご相談が増えております。
液体はフィルムや一般的なケースでは防ぐことが出来ません。
お子様が使用する場合、いくら注意するよう言い聞かせても
なかなか守ってもらうのは難しいと思います。
防水のケースを付けるなどの対処が有効かと思います。
2-2.お風呂で水没 |
iPadをお風呂で使用している、という方も少なくないと思います。
今やiPadは…
・ゲーム
・読書
・動画視聴
・ネットサーフィン
・お仕事
などなど、ありとあらゆる使い方が出来ます。
iPadは全く防水機能がありません。
シャワーが掛かってしまったり、湯船に落とすことで簡単に水没します。
ただシャワーや湯船に落とさなければ大丈夫というわけではありません。
お風呂場は湿度が非常に高いのでiPad内部が結露するのです。
そして防水ケースをしていたら安心、というわけでもありません。
防水ケースも絶対に水を防ぐわけではありませんし、
そもそもケースに穴が空いていて水没してしまったという例も多くあります。
お風呂での水没を防ぐには「持ち込まない」が一番です。
2-3.カバンの中で水没 |
iPadを持ち運んび中に水没させてしまう例もございます。
iPadと一緒に入れていたペットボトルや水筒の中身が漏れて水没、という例です。
その他にも突然の大雨によってカバンごと濡れてしまって水没、という例もあります。
移動中もジップロックのような袋に入れておけば安心かもしれません。
気を付けていても不意に水没してしまうものです。
そんな時はぜひ以下の点にお気をつけください。
3-1.電源を切る |
何よりまずは電源を切るべきです。
水没した後、使用出来ることが多いです。
ただ水没し後使用し続けていると基板やパーツに電気が流れてショートします。
ショートすることによって電源が入らなくなったり動作に異常が起こるのです。
余計な電気を流さない為に、まずは電源を切ることをお勧めします。
ただ電源を切っても勝手に電源が入ってしまう例もあります。
その場合は余計な操作は行わず、ただ放置することをお勧めします。
3-2.充電しない |
水没後電源が入らなくなったりすると充電を試したくなると思います。
ただこれも基板やパーツの故障を促してしまいます。
水没した、または水没の疑いがある場合は充電しないようご注意ください。
3-3.早めに分解する |
水が本体内に入っている時間が長いとその分深く広く腐食してしまいます。
なのでiPad内部に入ってしまった水没は一刻も早く除去した方が良いです。
巷では「乾燥剤と一緒に〇日間放置」という方法が推奨されていますが、
この方法では腐食まで除去することは出来ません。
可能であれば早々に修理店などに持ち込み分解して内部の洗浄と乾燥を行うことをお勧めします。
iPadにも大切なデータが詰まっている、という方も多いのではないでしょうか。
正規店では水没した端末は本体交換対応となるのでデータは失われてしまいます。
その点、郵送修理ポストリペアなら復旧できた場合内部データは全て残っています!
・水没後数カ月経っている
・他店で復旧不可と診断された
・水以外のジュースや芳香剤で水没した
という例でも復旧例は数え切れないほどございます。
iPadが水没してしまってお困りなら
ぜひ多くの修理実績のある郵送修理ポストリペアへご一報くださいませ!
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